2017年10月13日
■ビー・エム・ダブリューが新型G 310 GSを11月1日から販売開始
BMW Motorradは、G 310シリーズの第2弾となる、普通自動二輪車免許で運転可能な全く新しい軽快なモーターサイクル「G 310 GS」を11月1日から全国の正規ディーラーにて発売すると発表した。
BMW伝統のGSスタイルを受け継いだスポーティなデザインの車体に、排気量313ccの水冷単気筒エンジンを搭載。G 310でもおなじみのエンジンのシリンダー・ヘッドの向きを通常モデルとは180度回転させた特徴的な設計により、フロントホイール寄りの低い重心が可能となり、俊敏でコントロール性の高い走行を実現している。。
スチール製のチューブラー・フロント・フレームと、ボルトオン式リヤ・フレーム。 | フロント・サスペンションは、倒立式フォーク(φ41mm)、リヤ・サスペンションはアルミ製スイングアームとセンター・スプリング・ストラットの組み合わせを採用。プリロード油圧調整式。 |
フロント・ライトの下からシャープに伸びたアグレッシブなデザインのフロント・フェンダーと、同じく高い位置に配置されたリヤ・エンドのデザインは、BMWのオフロード・スタイルとしてのスポーティな個性を主張している。シート・ポジションは、人間工学に基づいてライダーが疲れにくい位置に、フットレストやスイッチ類も操作性を重視して配置されているため、体格に関わらず、リラックスした快適なライディングを可能にしているという。
排気量313ccの水冷単気筒エンジンは、G 310でおなじみとなったシリンダー・ヘッドの向きを180度回転させ、インテークが前側に、エキゾーストが後側になるように配置されている。この特徴的な配置により、燃料室に空気が直線的に供給され、高い走行性能を発揮する。さらに、重心が下がりフロントホイール寄りになるため、約169.5kg という極めて軽い空車重量と共に、躍動感ある走りを実現した。
機能面では、車輪センサーが前輪及び後輪の回転速度を測定して作動する2チャンネル式BMW Motorrad ABSを標準装備し、ライダーの安全な走行をサポートする。操作ボタンによってABSをオフにすることも可能なので、オフロード走行も十分に楽しむことが出来るモデルとなっている。また、本モデルも他のモデルと同様に日本仕様はETC 2.0を標準装備している。
●最高出力:25kW(34PS)/9,500rpm、最大トルク:28Nm/7,500rpm。全長:2,075mm、全高:1,230mm、全幅:880mm。重量:169.5kg。メーカー希望小売価格は669,900円。
■BMWカスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル0120-269-437 http://www.bmw-motorrad.jp