2017年5月22日
■若手ライダーのモチベーションを上げろ! ゼネラルマネージャー自ら参戦へ
今年で3年目、FIMアジアロードレース選手権(ARRC)で若手ライダーの育成を担うスズキアジアンチャレンジ(SAC)のゼネラルマネージャーとして企画、監修、運営を行っている“ゆっき~”こと加賀山就臣(かがやま ゆきお)。今シーズンも自身が代表を務めるTeam KAGAYAMAから全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに自身参戦中だが、6月2日~4日に鈴鹿サーキットで開催されるARRC 第3戦・日本ラウンドに、同チームよりライダーとしてスーパースポーツ600クラスに参戦することが決定した。
2015・2016年シーズン、加賀山率いるチーム(Team KAGAYAMA SUZUKI Asia)はARRC の最高峰クラスであるスーパースポーツ600に2台体制で参戦していたが、今シーズンは様々な事情から参戦を休止。SACを戦う若手ライダー達にチームの戦い方を見せられない状況が続いていたが、アジア最高峰の同クラスや世界へ羽ばたく夢を見る者達に勉強してもらい、モチベーションを上げてもらうため、加賀山の強い希望により今回の参戦が実現したという。加賀山が同シリーズへ自ら参戦、そして600ccのレースに出場するのは初めて。
若い頃からスズキ一筋、GPやスーパーバイクといった世界戦を経験し、鈴鹿8耐も2度制しており、現在は日本とアジアを股にかけ活躍する現役ライダー・加賀山の雄姿を見逃すな!
加賀山就臣のコメント
「今年は600に参戦できない事情があり、SACの子たちに見せることができず、歯痒い思いをしていました。それで、選手権やチームにわがままを言って、鈴鹿のみ参戦できることになりました。SACと同じピット内でやるので、ライダーたちには好きなだけ、時には手伝いをしてもらいながら勉強してもらい、彼らのモチベーションが上がればと思っています。今回は成績よりも、彼らのために参戦します。まぁ、うちのチームで走っていた同期のライバルが参戦しているので、彼には負けないつもりですが(笑)」
参戦レース:2017FIMアジアロードレース選手権シリーズ第3戦
参戦クラス:スーパースポーツ600
参戦チーム:Team KAGAYAMA
参戦ライダー:加賀山就臣
ゼッケンナンバー:#71
マシン:SUZUKI GSX-R600
タイヤ:DUNLOP