2017年3月31日 

■ヤマハが新型「YZF-R15」をインドネシアで発売

 ヤマハは、スーパースポーツのフラッグシップモデル「YZF-R1」のDNAを受け継ぐスポーツモデルの新型「YZF-R15」を2017年4月からインドネシアで発売、その後アセアン各市場に導入すると発表した。

 新型YZF-R15は、スーパースポーツの要素を醸し出す“シリアス感”や“レーシーイメージ”が支持され人気を博している現行「YZF-R15」の後継モデルとして、スポーツ性能のさらなる向上を目指して開発されたモデルだ。主な特徴としては、1)現行モデル比で排気量を3%アップさせながら、出力では18.3%も向上(ヤマハ社内計測値)、実用燃費も4.7%向上(同)を図ったVVA(Variable Valve Actuation:可変バルブシステム)搭載の水冷155cm3エンジン、2)「YZF-R1」のDNAを受け継ぐ外観と薄型2眼LEDヘッドライト採用、3)優れたショック吸収性能と良好なフロント接地感、剛性感に寄与する倒立式フロントフォークなど。

 560万台規模(2016年、ヤマハ調べ)のインドネシア二輪車市場においては、スクーターやアンダーボーンタイプがまだまだ主流のなか、ヤマハの「YZF-R25」、「YZF-R15」を中心とするスポーツモデルは、若いユーザーのステップアップの対象として好評で、市場の牽引役となっているという。今回の新型「YZF-R15」は、都市部の20代男性やモーターサイクルのトレンドに敏感なユーザーを主なターゲットとしている。

 製造・販売はグループ会社のYIMM(PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing)が行う。メーカー希望小売価格は34,500,000ルピア(約29万円、3月31日現在)、販売計画台数は発売から1年、インドネシア国内で5万台。

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■YAMAHA http://www.yamaha-motor.co.jp/