2017年3月9日 

■ホンダ・スーパーカブ110 プロ、スーパーカブ110 MDの改善対策(平成29年3月9日届出)

 対象車両は型式EBJ-JA10(通称名:スーパーカブ110 プロ)の車台番号JA10-3000201~JA10-3200792(製作期間:平成24 年6 月7 日~平成28 年5 月12 日)の8,773台、型式EBJ-JA10(通称名:スーパーカブ110 MD)の車台番号JA10-3080201~JA10-3118205(製作期間:平成24 年6 月8 日~平成27 年12 月28 日)の31,792台(郵政専用車両)、計1型式、計2車種、計40,565台。

 不具合の部位(部品名)は「動力伝達装置(カウンタシャフト)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「カウンタシャフトにおいて、熱処理後の歪み矯正処理が不適切なため、微細な亀裂が発生しているものがある。そのため、高い速度で急激なシフトダウンを繰り返すと当該シャフトの亀裂が進展し、折損して走行不能となり、最悪の場合、後輪がロックするおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「全車両、良品のカウンタシャフトに交換する。または、良品のカウンタシャフトを組付けたエンジンアッセンブリに交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819