2017年2月8日 

■ヤマハ・ユース選手から世界へ! 

野左根 航汰(のざね こうた):1995 年10 月29 日生。千葉県出身。主な成績●2010 年: 全日本選手権J-GP3 ランキング 9 位●2011 年: 全日本選手権J-GP2 ランキング 7 位●2012 年: 全日本選手権J-GP2 ランキング 3 位●2013 年: 全日本選手権J-GP2 チャンピオン●2014 年: 全日本選手権JSB1000 ランキング8 位●2015 年: 全日本選手権JSB1000 ランキング7 位●2016 年: 全日本選手権JSB1000 ランキング5 位

 全日本選手権にて若手ライダーの育成を担うヤマハのユースチーム「YAMALUBE RACING TEAM」に2015年加入、先日のセパンではヤマハ・ファクトリーの一員としてMotoGPプレシーズンテストに参加するなど活躍目覚ましい野左根航汰。オーストリアに拠点を置く「YART Yamaha Official EWC Team(YART)」のライダーとして、FIM 世界耐久選手権シリーズ(EWC)にレギュラー参戦することが発表された。

 YARTは元ライダーのマンディ・カインツが2001年に設立。2002年よりEWCへ参戦を開始し、2009年には全6戦中4勝をあげてシリーズチャンピオンを獲得しているトップチームだ。
 
 野佐根は昨年の鈴鹿8耐でもYARTから参戦、4位獲得に貢献している。チームに合流するのは4月に開催されるシリーズ第2戦ル・マン24時間から。年間チャンピオン獲得とともに、次のステップに進む実力をつけることが目標だという。

野左根航汰のコメント
「世界耐久選手権にフル参戦できることをうれしく感じるとともに、ともてワクワクしています。幼い頃から世界選手権で走ることが夢の1 つでしたが、今日、その夢が1 つ叶いました。いままでサポートしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。また、今回はブリヂストンがサポートしてくれることになり、非常に心強く思っています。ファンの皆さんの期待に応えられるよう全力で走りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」

YARTのライダー、ブロック・パークス(オーストラリア)、マービン・フリッツ(ドイツ)、マックス・ノイキルヒナー(ドイツ)と共に。