2016年9月12日
■点検結果の約14.4%に整備不良を確認
8月7日、住友ゴムグループの二輪車用タイヤ販売会社であるダンロップモーターサイクルコーポレーションが「DUNLOP 全国タイヤ安全点検」の一環として実施した、二輪車用タイヤの安全点検結果を集計。結果、タイヤの整備不良は点検台数626台の内90台と、約7台に1台の割合で確認されたという。
今回で4回目となった点検活動は全国の道の駅やレストハウスなどで実施。当日はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの残溝チェック、タイヤ表面の損傷、摩耗度合いなどを調べる外観点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について説明したチェックカードを配布するなど、ライダーの皆様にタイヤの日常点検の重要性を訴求。
点検結果の内訳(重複含む)は、タイヤの残溝不足が54台(8.6%)と最も多く、以下ヒビ割れが28台(4.5%)、偏摩耗が14台(2.2%)、損傷が6台(1.0%)。なお今回の点検により、2012年からの累計点検台数は2,275台に。DUNLOPでは今回の点検結果を踏まえ、今後もライダーの皆様に安全で正しい使用方法や管理方法などを伝えていくという。