2016年9月9日
■中須賀克行が日本グランプリにワイルドカード参戦「年に一度の腕試しとして、全力でチャレンジします」
現在、全日本ロードレース選手権の最高峰・JSB1000クラスを4連覇中、さらに鈴鹿8耐の2連覇達成の立役者とも言える中須賀克行。ヤマハのMotoGPマシンの開発ライダーも務める彼が10月16日(日)、ツインリンクもてぎで開催される「2016 FIM MotoGP世界選手権シリーズ 第15戦 MOTUL 日本グランプリ」に今年もワイルドカードで参戦することになった。中須賀の日本GP(MotoGPクラス)出場は2012年から5年連続。MotoGPクラスへの出場は、2位表彰台を獲得した2012年の第18戦バレンシアGPなどを含め通算7回目となる。
昨年同様、中須賀の参戦の目的は、実戦を通じてMotoGPマシン「YZR-M1」の開発評価を行うこと。また、国内 No.1 ライダーである中須賀を加えた5人のヤマハ・ライダーとともに日本グランプリを盛上げ、モータースポーツと二輪車の魅力をより多くの人々に届けることも担う。
中須賀克行のコメント
「昨年は、日本グランプリでの自己ベストを更新し、決勝でもシングルフィニッシュ(8位)するなど、 YZR-M1 も自分自身も進化していることを証明できました。今回も引き続き、開発評価という役割を担っての出場になりますが、世界最高峰のライダーとマシンを相手にどこまで戦えるか、年に一度の腕試しとして、全力でチャレンジします。昨年の日本グランプリでは、鈴鹿8耐で組んだエスパルガロ選手、スミス選手とバトルできましたが、今年も彼らと同じ位置でバトルすることが目標。ファンの皆さん、ぜひ、会場に来て応援してください。そして一緒に日本グランプリを盛上げましょう」