2016年5月26日
■MT-09 シリーズにも採用されるヤマハの技術、ドイツの見本市に出展
ヤマハ発動機独自の技術である「SixONy(シクソニィ)」が、5月31日から6月2日までの期間、ドイツ・シュツットガルトで開催される「O&S国際表面処理コーティング専門見本市」に技術展示される。
SixONyは、700℃までの耐熱性、優れた耐食性、酸素・水分・塩素等に対する優れたバリア効果、金/青/桃/紫等多彩な発色、耐熱性の高い無色透明・絶縁膜などを特徴とする表面処理技術。ヤマハの製品ではMT-09シリーズのエキゾーストパイプに、他社ではカクテルシェーカーなどに採用されている。
金属やプラスチック、ガラスへの表面処理技術や塗装、プラズマベース表面処理などの最新技術が紹介される今回の見本市には欧米を中心に世界30 ヵ国以上から300 以上の団体と法人が参加。ヤマハはSixONyの技術と実例を紹介し、多分野への汎用性・発展性をアピールするという。