2016年5月3日
■熊本の地震で被災した南阿蘇鉄道支援の復興祈念切符を発売
スズキ隼オーナーの“聖地”としても知られる「隼駅」でお馴染みの若桜鉄道(鳥取県)をはじめ、いすみ鉄道(千葉県)、ひたちなか海浜鉄道(茨城県)、由利高原鉄道(秋田県)の公募社長による鉄道4社は、平成28年(2016年)熊本地震で被災した南阿蘇鉄道を応援するための復興祈念切符を販売中だ。
復興祈念切符は4社の縁起が良い駅名の入場券に、南阿蘇鉄道全区間の乗車券をセットにしたもの。両編成の列車をモチーフに、それぞれの鉄道が手をつないでいるイメージのデザインとなっている。
若桜駅(若桜鉄道)、那珂湊駅(ひたちなか海浜鉄道)、矢島駅、前郷駅、羽後本荘駅(由利高原鉄道)、大多喜駅、国吉駅、大原駅(いすみ鉄道)にて販売され、価格は1部1,000円(税込)。うち700円が南阿蘇鉄道への支援に充てられる。
南阿蘇鉄道は廃止対象となった国鉄・高森線を地元が引き受けた小さな鉄道会社。地震により甚大な被害を受けたが、特にトンネルや鉄橋に被害があり、現在のところ運転再開の見通しは立っていないという。多くの人々から義援金送付先の問合せもあり、現在、専用の口座を開設。寄せられた義援金は全て南鉄復旧財源として活用されるとのこと。
熊本地震に伴う南阿蘇鉄道 復旧義援金、口座のご案内はコチラへ。