RTL300R 1,193,400円(2月下旬発売)
★ホンダ・レーシング RTL300R 車両解説
排気量288㏄にアップしたニューエンジンを搭載するRTL300Rを発売
ホンダ・レーシングの市販トライアルマシンとして長らく活躍してきたRTL260Fだが、いよいよ新型にバトンタッチする。2015年の9月にモンテッサ・ホンダから発売された「Cota300RR」に搭載された288㏄エンジンを搭載する「RTL300R」だ。
車体はオールアルミツインチューブタイプのフレームを採用しているRTL260Fがベースで、2010年モデルでワークスマシンと同一の軽量リムを採用して約300gの軽量化を実現したホイールの採用など、ワークスマシンの先行技術を惜しみなく投入された車体は引き継がれることになる。
★ホンダ・レーシング プレスリリースより (2015年12月24日)
市販トライアルマシン「RTL300R」を発売
(株)ホンダ・レーシングは、2008年から販売してきたRTL260Fの排気量を288ccにアップさせた「RTL300R」を2016年2月下旬より全国のHRCサービスショップにて発売致します。今回のモデルは新たなRTLの販売を望む声に応えたもので、9月に「モンテッサ ホンダS.A.」から発売した「Cota300RR」で使用のエンジンを「RTL260F」の車体に搭載させたモデルです。
288ccのエンジンを採用することで、よりトルクフルでパワフルな出力特性を実現しています。また、スタイリングはFIMトライアル世界選手権シリーズを戦うRepsol Honda Teamのワークスマシンをイメージ。カラーリングは市販レースモデルとしてホワイトを基調と致しました。
- ●発売予定日
- 2016年2月下旬を予定。
- ●販売店
- 全国のHRCサービスショップ
- ※上記価格には運賃は含みません。別途運賃が必要です。
- ※RTL300Rはレース専用車のため、一般公道での走行はできません。
★主要諸元
車名型式 | - | |
---|---|---|
RTL300R | ||
発売日 | 2016年2月下旬 | |
全長×全幅×全高(mm) | 2,010×830×1,130 | |
軸距(mm) | 1,320 | |
最低地上高(m) | 0.335 | |
シート高(m) | 0.650 | |
車両重量(kg) | - | |
乾燥重量(kg) | 72.9 | |
乗車定員(人) | 1 | |
燃費(km/L) | - | |
登坂能力(tanθ) | - | |
最小回転小半径(m) | - | |
エンジン型式 | - | |
水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ | ||
総排気量(cm3) | 288 | |
内径×行程(mm) | 80.0×57.2 | |
圧縮比 | 10.5 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 16.3[22.2]/7,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 26.4[2.69]/4,000 | |
燃料供給装置形式 | φ28㎜電子制御燃料噴射装置[PGM-FI] | |
始動方式 | キック式 | |
点火方式 | フルトランジスタ | |
潤滑油方式 | 圧送式ウェットサンプ | |
潤滑油容量(L) | - | |
燃料タンク容量(L) | 1.9 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1速 | 2.800 |
2速 | 2.358 | |
3速 | 2.000 | |
4速 | 1.273 | |
5速 | 0.815 | |
減速比1次/2次 | 3.167×4.100 | |
キャスター(度) | 23°00′ | |
トレール(mm) | - | |
タイヤサイズ | 前 | 2.75-21 M/C 45M |
後 | 4.00R18 M/C 64M | |
ブレーキ形式 | 前 | φ183.5㎜油圧式シングルディスク |
後 | φ150㎜油圧式シングルディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式(プロリンク) | |
フレーム形式 | アルミツインチューブ |