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雨にもかかわらず、今年のもてぎは入場者数が過去最高を記録しました。バレンティーノ・ロッシがチャンピオンを獲得できる最後のチャンスではないかとうたわれていて、「ロッシ効果?」と噂されるほど。そして日本人 ワイルドカードに全日本ランキングトップの中須賀選手が出場。もてぎを前にマルケスが小指を骨折、ロレンソが肩を傷めるというアクシデントがあり、風向きはどんどんロッシに?! 予選から好調だったのはロレンソ。肩の怪我をものともせずにアタックして会場を沸かせましたが、続くロッシも僅差、決勝はこの2人のどちらかだろう? しかしこのアタック合戦に会場は湧きましたね! 決勝日は朝から雨がザザ降りで、低いところに霧が立ち込めてなかなか晴れることがなく、ファンや関係者をただ待たせるだけでした。雨は途中で弱くなり、コースはウェット的に良好な状態でしたが、なにぶん霧が晴れてくれないことにはいざというときに救急ヘリコプターが近隣の病院まで飛ぶことができないので、コース走行はできないのです。約2時間ほど待機になり、ウォームアップが始まってからは怒涛の3連続レース! Moto3は13ラップ、 Moto2は15ラップへと短縮されたので正直、あっという間に終わってしまった……。 Moto3、Moto2はトップが逃げ切りとなり、MotoGPでも同じように逃げ切ろうとしたのはロレンソですが、雨が止んでコースが乾き始めるアクシデント(?)。逆に、レース前半でペースを抑えたペドロサの猛追。「マルケス不調でもペドロサがいるんだぜ!」とでも言うようなレプソルチームの強さを見ました。 当たり前なのですが、レースはチェッカーが振られるまで何が起こるかわかりません。だから、レースはおもしろいんです!
『日本来る前にここ数戦調子がよくて気持ち的にも上向きに臨むことができていたんですけどね、予選でちょっと思ってたほどのタイムではなかったんですけど、ウォームアップの調子もよく、スタート直後から前に出て戦えるポジションでしたが、すこし白線にフロントが乗ってしまって、耐えたつもりだったんです。けど最後にちょとこじったときに切れてしまって・・。再スタートするのに時間がかかってしまって・・・すごく悔しい!調子が良かったし、 声援を凄く感じて嬉しくて。転倒してしまって期待に応えられなかったことへの悔しさはありますが、レースに対しては全力で挑んでの転倒なので!次 のレースにぶつけます!』
■レースのどこよりも詳細な記事は西村さんのコラムで ■レース以外のイベント情報はMBニュース&トピックスで