2015年10月15日
■ダニさんおめでとう! 見て、食べて、遊んで、そして興奮がいっぱいの日本グランプリ
10月11日、2015 MotoGP世界選手権シリーズ第15戦となる日本グランプリ(GP)の決勝レースが栃木県のツインリンクもてぎで開催された。金・土曜日の秋晴れに対し、決勝日はMotoGP決勝レースまでポツポツと断続的ではあるが小雨が降り続いた。
(※西村 章さんの濃い取材が読み応えあり! MotoGPクラスの模様、ライダーへのインタビューは「MotoGPはいらんかね」をご参照ください。楠堂カメラマンの迫力の写真は「全日本ちょこちょこっと知っとこ!」にて)
秋の日本GPはシリーズ・チャンピオン争いの重大な局面を迎える時期だけに“注目の一戦”として多くのレースファンが来場。さらに、会場となるツインリンクもてぎでの様々な催しもあり、バイクファンも押し寄せた。
会場を見渡すと、ここ近年のバイクブームもあってか東南アジアからの観客の姿が多いことが印象的。スパニッシュ・ライダーに肉薄する数のアセアン・ライダーの世界GP進出はそう遠くないことを予感させる。
昨年から設置が始まった「ビクトリースタンド」は、さすがにメインストレートを疾走するマシンを近くに見ることができる。各メーカーの応戦席が設けられるのもビクトリースタンドで、今年は赤色で埋め尽くされた「ホンダ応援席」が一番盛り上がっていたのは言うまでもない。皆と一緒になって楽しみ、喜びを分かち合うのはいいものだ。当日の19℃という気温を感じさせない、ホットな現場であった。
※写真をクリックすると大きくなったり違う写真を見ることができます
決勝日は生憎の天候ながら、多くの熱心なファンがツインリンクもてぎを訪れた。カスタムビレッジにて。今年の日本GP、3日間の来場者数合計は85,403人だった。 | 霧が発生したことでドクターヘリが飛べず、ウォームアップ走行の予定時間が遅れる事態に。 | “子供たちにモータースポーツの楽しさを伝えたい”をスローガンとする「ノリック・大治郎シート」のあるグランドスタンドには選手の応援幕がなびく。 |
グランドスタンドとロードコースの間、旧オーバルコース上のビクトリースタンド裏「ホスピタリティガーデン」にて、ホンダ、ヤマハ、スズキのGPマシン特別企画展「RASHIN(裸身)」を開催 。時代を駆け抜けたファクトリー・マシン達の“ストリップ”状態に思わず興奮。 |
アドベンチャースタイルのVFR800Xをはじめホンダの市販車、CBR250R Dream Cup車両などは跨ることができる状態で展示。 | ホンダ関連ウェアやグッズといった用品販売スペースも。日本グランプリ会場でしか買うことができない限定品も。 | ホンダでも盲導犬募金をやっています。協力してくれた人にはステキなお姉さんから「バイクが、好きだ。」ステッカーがいただける。 |
ヤマハ・ブースには11月発売のマジェスティS限定車(創業60周年記念カラー)など展示。デイトナを走ったYZR750といい、人気のインターカラー三昧。“最初はY!”の掛け声でお馴染み、ジャンケン大会も実施。今年の鈴鹿8耐を制した中須賀/弟エスパルガロ/スミス組のYZF-R1はブリヂストン・ブースに展示されていた。 | スズキ・ブースでは2015年ニューモデルのGSX-Sシリーズなどを展示。スズキ応援チケットを持っている人を対象に、フェイスペインティングも実施していた。また、ゆるキャラグランプリ2015にエントリー中「出世大名 家康くん」が浜松からスズキの兄エスパルガロとヴィニャーレスの応援に。家康くんのちょんまげは“うなぎ”を模したものになっている。 |
ホンダ、ヤマハ、スズキの各ファクトリーチームのシェフが監修した「チームタイアップオリジナルメニュー」を数量限定販売するなど、世界GPならではの“オツ”な楽しみも。二輪レース界に理解を示しているコーヒーショップのドトールは、“ホワ~イ? ジャパニーズ ピーポー!!”の厚切りジェイソンもビックリ、日本GP限定スペシャルドックを販売。 |