MBニュース&トピック

 

2014年10月2日 

■「ドゥカティ認定中古車検索サイト」がリニューアル

 ドゥカティ公式サイト内に設置されていた認定中古車検索サイトのシステムが、株式会社プロトコーポレーションが開発運用するバイク中古車管理システム「GooBike SalesAssistant」と連携。より検索しやすい中古車検索サイトへ生まれ変わった。

 ドゥカティ認定中古車は登録後8年以内、走行距離60,000km未満の車両を、熟練したメカニックによる68項目もの徹底した納車前点検、充実したパーツ交換でリフレッシュされたドゥカティジャパンネットワークで販売された正規輸入車。1年間走行距離無制限保証、24時間365日オーナーサポートなども備わる。

ドゥカティ認定中古車検索サイト
http://everred.ducati.co.jp/

2014年10月2日 

■新車と同等のブランド体験を提供「ハーレーダビッドソン 認定中古車プログラム」

 より高質なハーレーダビッドソン(H-D)・ブランドの体験と充実したサービスの提供を実現するため、全国の正規販売網(一部を除く)で開始。

 認定中古車プログラムは、初年度登録からの経過年数7年以内、走行距離70,000km未満の中古車のうち、ハーレーダビッドソン ジャパン(HDJ)が定める厳格な点検と整備基準をクリアした車両に対して、HDJ所定の特典及び修理保証を正規ディーラーにより提供する制度となっている。

プログラムによって受けられるポイント
①認定テクニシャンによる点検・整備
②1年間の車両保証(走行距離無制限)
③1年間のロードサイドアシスタンス
④H.O.G.メンバーシップ初年度無料

ハーレーダビッドソン 認定中古車プログラム
http://usedbikes.harley-davidson.co.jp/

2014年10月2日 

■高品質、充実した保証と安心のトラブル・サポートを「トライアンフ認定中古車制度」がスタート

 全国の正規販売店でスタートした「トライアンフ認定中古車制度」(Triumph Rider Approved=トライアンフ・ライダー・アプルーブド)は、より多くの人にトライアンフ製品の素晴らしさを届けることを目的とした制度。また、中古車検索サイトと提携し、認定中古車検索専用サイトを開発、制度と同時にオープンとなった。

認定中古車制度の概要
①高品質な車両
低走行、基本項目整備&交換済み / 品質証明付きの”準”新車クオリティー
• 距離30,000km以内
• 車齢初度登録より6年以内
• 正規輸入車 且つ、車両骨格に修復歴のない等上質なもの
• 充分な納車前点検・整備(消耗部品交換)を実施
• 「自動車公正取引協議会」の指導 に基づく品質評価にて品質を確認
(満点を獲得したもののみ認定)
• 「品質保証書」を発行

②充実した保証:
新車と同じ保証内容
• 最低2年間 保証 距離は無制限

③安心の トラブル・サポート:
• 自損事故含め安心の「距離無制限レッカーサービス」
• 24時間電話サポート、代替交通手段の提供
• 対象期間は保証期間同様の2年間

④専用Webページによる買い易い環境:
• 検索専用Webページにより、容易な在庫一括検索を実現
• 検索サイトは、株式会社バイクブロス、株式会社プロトコーポレーションと提携し共同開発し運営

トライアンフ認定中古車「Triumph Rider Approved」検索サイト
http://www.triumph-approved.com/

2014年10月1日 

■ヤマハがインターモトにデザインコンセプトモデル「01GEN」を出展


 ヤマハは、10月1日から10月5日まで、ドイツ・ケルンで開催されている二輪車の国際見本市「インターモト・ケルン2014」において 、デザインコンセプトモデル「01GEN」を参考出品した。

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 創立以来、一貫して“デザイン”を製品づくりの重要な柱として位置づけているヤマハは、2013年、「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」をデザインフィロソフィーとして掲げ、ヤマハらしさを具現化する製品の開発に取り組んできている。
 
 このフィロソフィーに基づき、新しい価値観を持つ製品の提唱・創生に常に“挑戦”を続けているヤマハが、新たに提案するデザインコンセプトモデルの第1弾がインターモトに出展されたこの「01GEN」なのだという。
 
 TRICITYで注目を集める“マルチホイール”システム。そのマルチホイールシステムならではの高い運動性能を背景に、オンロード、オフロードを問わず、色々な地形を自在に駆ける抜ける「オン&オフのクロスオーバー」をコンセプトに掲げ、「表・裏の区別がなく、お互いが重なり合い、入れ替わるシームレスなデザインが特徴」というスタイルを採用。また前輪二輪のボリューム感を生かした「フローイングなボディと、メカニカルな骨格の織り成すハーモニーから生まれる、新しくセクシーなデザイン表現を提唱しています」とのこと。
 
 TRICITYで新たなバイクの“姿”を見せてくれたヤマハ。マルチホイールシステムの更なる発展に期待しよう。
 

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■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/

2014年10月1日 

■スズキがインターモトで2015年ニューモデル6機種を発表


 スズキは、9月30日から10月5日まで、ドイツ・ケルンで開催されている二輪車の 国際見本市「インターモト」において 、海外向け二輪車の2015年ニューモデル6機種を発表した。

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 トップで紹介するのは「GSX」シリーズの新ラインナップ、ネイキッドモデルの「GSX-S1000/ABS」と、そのフルカウル仕様車「GSX-S1000F/ABS」だ。
 
 MotoGPマシン「GSX-RR」、そしてスーパースポーツモデル「GSX-R」を旗艦とする「GSX」シリーズに、新たにネイキッドスーパースポーツとして「GSX-S」シリーズが加わることになる。新設計の軽量フレームの車体に、GSX-R1000をベースに改良、発展させた直列4気筒を搭載、力強い低中速トルクと高回転域の出力特性を損なうことなく、一般公道に適したエンジン特性としている。
 
 3段階から選択可能なトラクションコントロールや、ブレンボ製ラジアルマウントフロントブレーキキャリパー、レンサル製アルミハンドルを装備し、ABS仕様車も設定している。また、プッシュスタートシステムをスズキの大型二輪車で初めて採用しているのも特徴だ。
 
 GSX-S1000/ABSは2015年3月より、GSX-S1000F/ABSは4月より、スズキの豊川工場で生産を開始し、欧州、北米などで販売を開始する計画という。
 

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 続いては、国内でも人気のスポーツアドベンチャーツアラー、V-Strom650に、より冒険をイメージさせるというフロントデザインの「V-Strom650XT ABS」が登場した。
 
 街乗りから長距離ツーリングまで楽しめるツーリングモデルとして好評な発売を続けるV-Strom650 ABSだが、今回兄貴分のV-Strom1000に良く似た新デザインのフロントフェイスが与えられた。’80年代のDR750Sに発する“鳥類の嘴”をイメージさせるフロントフェイスだ。また、ホイールにはワイヤースポークホイールが採用され、低速域での衝撃吸収性をより高めている。10月10日から日本国内で販売を開始し、順次欧州や北米などでも販売する計画だ。
 

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V-Strom650XT ABS。 Address。

 海外では、BURGMANブランドで定評のスズキのスクーター・シリーズだが、さらに幅広いラインナップとすべく「Address」の投入も開始する。使い勝手の良い大容量の収納スペースや、優れた加速性能と低燃費が特長の110ccのスクーターで、エンジンの燃焼効率向上と、摩擦抵抗の低減により49km/L(WMTCモード、スズキ調べ)の低燃費を実現しながら、優れた低中速域での発進加速を特長とする。
 
 20.6Lの大容量シート下収納スペースは、フルフェイスヘルメットだけでなく、レインコートやグローブも同時に収納可能で、左側に600ml、右側に500mlのペットボトルを1本ずつ収納可能なレッグシールド内側収納スペースと合わせて十分な使い勝手を提供する。また、シート開錠機能付ステアリングロックも採用。スズキのインドネシア子会社スズキ・インドモービル・モーター社で2015年1月から生産、欧州で販売を開始する計画だ。
 
 スズキを代表するスーパースポーツモデル「GSX-R1000」には新たにABS仕様車が追加された。また、標準車とABS仕様車両方に、スズキの2015年からのMotoGP参戦を記念して、MotoGPマシン「GSX-RR」同様のカラーリングを設定。黒色のレバー、フットステップおよびペダルを装備している。

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GSX-R1000 ABS。 Bandit 1250S ABS。

 スズキのスポーツバイクのロングセラー、「Bandit 1250S ABS」には、新設計のハーフカウルが装着された。サイドカウルをラジエーター側面まで下方に延長することで、空気抵抗の低減を図がはかられたという。
 
■スズキ http://www.suzuki.co.jp/motor/

2014年10月1日 

■最終戦にワイルドカード参戦! スズキ、MotoGP参戦を正式発表

GSX‐RR

 二輪ロードレースの最高峰・MotoGPクラスへのカムバックに向け、着々とテストを重ねてきたスズキ。ドイツ・ケルンで開催されている二輪車の国際見本市「インターモト」のプレスカンファレンスでは、2015年シーズンよりフル参戦することが正式に発表された(以下、プレスリリースより)。


 スズキは、このたびMotoGP 参戦車両の開発とチーム体制が整い、2015 年シーズンからのMotoGP 参戦を決定し、新開発の参戦車両「GSX‐RR」と参戦ライダー、チーム体制を発表した。また、参戦に先立ち、今シーズン最終戦バレンシアGP にワイルドカードで出場する。

 スズキは、2012 年よりMotoGP への参戦を一時休止していたが、同レース復帰に向けて車両開発を継続してきた。MotoGP参戦を通じ商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進めるとともに、ブランドイメージの向上を図る。

●参戦車両「GSX‐RR(ジー・エス・エックス・ダブルアール)」
「GSX‐RR」は、MotoGPクラスでの高いパフォーマンスと、「GSX‐R」をはじめとした市販車両への技術フィードバックを目的に2012年より開発を進めてきた。
扱いやすく力強いエンジン特性、燃費性能、耐久性を高い次元で実現する新開発の並列4気筒エンジンを搭載した。
車体は運動性能と空力性能の両面より、車幅を抑えたレイアウトとし、車体剛性、重量バランスの最適化を図った。市販車両「GSX‐R」で長年培ってきた素直な操縦性が発揮できる、戦闘力の高いMotoGPマシンを目指した。

「GSX‐RR」基本仕様
全長×全幅×全高:2,096mm × 720mm × 1,140mm
ホイールベース:1,457mm
車両重量:160kg(FIMレギュレーションに基づく)
エンジン形式: 水冷4サイクル並列4気筒DOHC4バルブ
排気量: 1,000cm3
最高出力:169kw(230PS)以上
フレーム形式 :アルミツインスパー
タイヤ(フロント/リヤ): 16.5インチ/16.5インチ
フロントサスペンション: オーリンズ製 倒立フォーク
リヤサスペンション: オーリンズ製
ブレーキ(フロント/リヤ):カーボンディスク/スチールディスク ブレンボ製

●チーム体制
チーム名: チーム・スズキ・モトGP
参戦ライダー: アレイシ・エスパルガロ選手(スペイン):MotoGP参戦中
マーベリック・ビニャーレス選手(スペイン):Moto2参戦中
チームマネージャー: ダビデ・ブリビオ(イタリア):現テストチームのチームマネージャー

SUZUKI RACING REPORT 2014
http://www1.suzuki.co.jp/motor/sports/race/





2014年9月30日 

■「誰も体感したことのない加速力の提供」をテーマに
最高出力約300馬力のスーパーチャージャーマシン Ninja H2R 誕生


 昨年の東京モーターショーのカワサキブースで、電動3輪バイクとともに注目を集めたスーパーチャージャーエンジン。そのスーパーチャージャーエンジンを搭載する超弩級マシンがついにデビューした。

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 その名もNinja H2R。あの2ストローク3気筒、748.2ccエンジンを搭載した“ジャジャ馬”750SS MachⅣの別名「H2」を、これまた一時代を築き上げたビッグネーム「ニンジャ」と組み合わせた、まさにこれ以上ないエポックなネーミングで登場するこのマシン、排気量998ccから最高出力300馬力を発生。まさに「誰も体感したことのない加速力」を提供してくれるという。
 
 以下、カワサキが発表したリリースから、その誕生秘話をお伝えしよう。
 

●Ninja H2R誕生

「誰も体感したことのない加速力の提供」。これが、Ninja H2Rの開発の出発点だったという。カワサキが掲げる理念のひとつ「Fun to Ride」。様々なモーターサイクルの楽しみ方があるなかで、加速力は大きなファクターを占めているとカワサキが考えたところから物語は始まった。
 
 Ninja H2Rは、リッタークラスのスーパースポーツモデルと同等のコンパクトなエンジンに、スーパーチャージャーを組み合せることで300馬力以上の高出力を実現。そのパワーのキーファクターであるスーパーチャージャーは、川崎重工業 (KHI)グループの一員である“ガスタービン&機械カンパニー”による技術移管のもと、さらにモーターサイクル用に適応、発展させた完全自社製のスーパーチャージャーが開発された。
 
 また、スーパーチャージャーだけでなく、エンジン本体の設計や車体設計にもカワサキグループカンパニーの最新技術とノウハウが随所に採用されているという。例えば、超高速域での安定性を確保するために配されたCFRP(カーボンファイバー)製のアッパーとロアウイング。これらはカワサキの“航空宇宙カンパニー”のノウハウによって形状選定から開発が行われた。また、アッパーフェアリングの中央部先端に誇らしげに輝く「カワサキリバーマーク」(長年、KHIグループで使われてきた「川」の字をデザインしたカワサキマーク。モーターサイクルでは、1960年代のW1などに使用されている)が、グループ一丸となって開発に当たった証とされている。
 
 そして、マシンの名称には、モーターサイクル史に残るカワサキのパフォーマンスアイコン、2台の名が冠せられた。ひとつは、2ストローク748.2cm3トリプルという圧倒的なエンジンから生み出される強烈な加速力で世界にセンセーションを巻き起こした、750SS Mach IVの別名『H2』。「誰も体感したことのない加速力の提供」を掲げたモデルに、これ以上に相応しい名前は無いだろう。
 
 そしてもう一つが、言わずと知れた『Ninja』。今やカワサキの屋台骨という存在となったNinjaというビッグネームと組み合わせている。
 

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●KEY FEATURES
 
「過去経験の無い加速の実現」

 殆どのライダーが経験したことの無い速度と加速を体感させるには、可能な限りのPOWERが不可欠。そのためより多くのPOWERを求められるエンジンは、得てして排気量増大の一途を辿り、本来のパフォーマンスの源泉である軽量コンパクトとは、欠け離れた存在となってしまう。“最高出力300馬力”、“排気量998立方センチメートル”、“直列4気筒のエンジンサイズ”これらの相反する開発要件を満たすためにカワサキが選んだ選択肢、それがスーパーチャージャーだった。
 

「自社開発されたスーパーチャージャー」

 Ninja H2Rで採用されたスーパーチャージャーは、川崎重工グループの英知を結集。すなわちガスタービン&機械カンパニー、航空宇宙カンパニー、および技術開発本部からの支援を受けたモーターサイクル&エンジンカンパニーの設計者によって設計された。自社開発過給機に求められたスペックは、Ninja H2Rの開発目標そのもの。スーパーチャージャーエンジンこそが、KHIのエンジニア達が提供したかった強烈な加速を達成するための鍵だった。
 

「シャーシ設計理念」

 Ninja H2Rのシャーシに求められたのは、サーキットでの超高速域においても挙動に不安を感じさせず安定性を確保できる事。そしてさまざまな回転半径の複雑なコーナーに対しても、純粋にライディングが楽しいと思わせる旋回性能。
 
 通常、高速安定性を容易にするにはロングホイールベースにする事で簡単に達成することが出来るが、旋回性能が損なわれてしまうマイナス面がある。Ninja H2Rは、開発目標とされたコンパクトなエンジンパッケージという利点を最大限活用し、最適化された軸間距離を採用し、相反する特性を高次元に融合させることが可能となった。
 
 Ninja H2Rに採用された新設計のトレリスフレームは、サーキットでの高速ライディング時の安定性と柔軟性を確保するため、最新の解析技術をもって開発されている。搭載されるスーパーチャージドエンジンの超弩級のパワーを受け止め得るフレーム剛性を確保することは勿論、高速域での安定性とコーナリング時の柔軟性、フル制動時にも揺るぎない姿勢制御等にも貢献している。
 

「エアロダイナミクス(空気力学)」

 空力解析技術の進歩は、レースマシンや航空機、新幹線などの分野と同様、あまり身近に感じられるものではないが、実際、それはバイクの運動性能に多大な影響を与えている。Ninja H2Rは、超高速域においても常にライダーの制御下におさめた走行が可能なように空気抵抗と空力特性を両立させている。空気力学を考慮しながら、ライディングをも制御するカワサキ独自の技術革新の具現化といえる。航空機や車両という別事業カンパニーを持つ川崎重工ならではのアドバンテージといえるだろう。
 

「Ninja H2Rの造形、そして融合する技術の結晶」

 常にパフォーマンスリーダーであり続けるカワサキブランドのフラッグシップとしての責任を背負ってきたNinja。そして登場当時、驚愕の加速力にセンセーションを巻き起こしたH2。その両方の名を冠するにふさわしい大胆なデザインのキーワードは「力強さ」。カワサキブランドのフラッグシップとしての存在感、その驚異的なパフォーマンスを想起させるスタイリングでなければならない。Ninja H2Rの機能美はボディーワークの随所に垣間見える。
 
 超高速においても走行安定性を確保するために空気力学的デザインがなされたカウリング。性能向上と熱の放散、より大きな冷却効果も得て300馬力のエンジン出力を発揮させる事に貢献している。また、ラムエアーダクトは過給器に新鮮な空気をもたらすよう理想的に配置されている。
 
 さらにNinja H2Rは、カワサキがこれまで世に送り出したどのモデルよりも質感の高い仕上げ、特別にNinja H2Rのために開発されたハイテクミラーリング仕上げのブラッククローム塗装を採用している。
 

『Ninja H2Rからのメッセージ』

『モーターサイクル・テクノロジーは、時代と共に高度になりつづけています。しかし、カワサキの理想は、高度なテクノロジーを使ってライダーの主体性を奪い、便利で快適なだけのマシンを作ることではありません。「高性能なマシンを自在に操り、ライディングを楽しむ」こと、ライダーの単純かつ、根源的な欲求を満たすことがNinja H2Rにとっての使命ではないかと考えています。モーターサイクル・テクノロジーが時代と共に進化するようにカワサキイズムも進化しています。ライダーの単純かつ、根源的な欲求を満たすこと。制御しにくいじゃじゃ馬を馴らすことから、サラブレッド、それを誰しも乗りこなせること、すなわち「高性能なマシンを自在に操り、ライディングを楽しむ」ことに価値観の転換があるのです。』(カワサキのリリースより)
 
 Ninja H2Rの存在そのものが、カワサキからライダーへのメッセージだ。
「Built Beyond Belief」2014年、カワサキはもう一度世界中にセンセーションを巻き起こす。
 

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●SPECIFICATIONS Ninja H2R

■エンジンタイプ:スーパーチャージド水冷4ストローク4気筒 ■排気量:998cm3 ■過給器タイプ:セントリーフューガル式スクロールタイプ ■最高出力:約300PS ■フレームタイプ:トレリス構造 ■タイヤ:F 120/600R17(レーシングスリック)、R 190/650R17(レーシングスリック)
 
※本モデルはクローズドコース・モデルです。
※本モデルは量産車です。(発売開始時期未定/価格未定/仕様は変更する可能性有り)
※一般公道走行仕様車をEICMA(ミラノショー)で公開予定です。
 
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●Ninja H2R スペシャルサイト:http://www.ninja-h2.com/
●カワサキ http://www.kawasaki-motors.com/

2014年9月30日 

■キュートなミスキャンパス候補がPR! 秋も全国各地で「TRICITY」体験イベントを実施

首都圏5大学のミスキャンパス候補者による「TRICITYアンバサダー」。彼女たちは学園祭シーズン、TRICITYを様々な場所でPRしていく!

 9月10日の発売開始早々、年内分が完売してしまったという話題の3ホイール・シティコミューター「TRICITY(トリシティ)125」。ヤマハが事前調査したところ、非二輪保有者も興味を示す中、最も好感触な反応を見せたのが、大学生を中心とする25歳以下の若年層だったとか。TRICITYを“楽しそうな乗り物”として捉えているのだ。ただ、 TRICITYを運転するのに必要な原付二種免許を若者の60%以上、女性の殆どが知らない状況など、厳しい現実があるのも事実。そこで、新しいユーザー創造に向けチャレンジを続けるヤマハは、今後も TRICITYの各種プロモーション活動を積極的に行っていくという。

 その目玉となるのが「TRICITYアンバサダー」の起用だ。ミスキャンパスコンテストのポータルサイト「MISS COLLE(ミスコレ)」とのコラボレーションにより、首都圏5大学(青山学院大学、立教大学、明治学院大学、東京大学、慶応義塾大学)のミスキャンパス候補者をアンバサダーに任命し、学園祭シーズン中に様々な場所でTRICITYをプロモーションしていくという。さらに、各大学から1名「ミスTRICITY」賞を選出し、モニターとして活動していく予定だ。

 「TRICITY 免許取っちゃう♪キャンペーン」や「TRICITY 全国体感試乗会」など、現在行っているプロモーション活動の他にも、11月16日(日)に開催される“大学生による大学生のためのイベント”「AGESTOCK 2014 in 両国国技館」への出展、全国の自動車教習所での試乗会など様々な催しを実施。若年層がTRICITYに興味をもつことが、二輪業界全体の盛り上がりにつながっていくことに期待したい。

今後の TRICITYプロモーション
●10大学TRICITY学園祭展示
慶応義塾大学:10月11日(土)・12日(日)
武蔵野大学:10月18日(土)・19日(日)
芝浦工大:10月30日(木)~11月2日(日)
横浜市立大学:11月1日(土)
横浜国立大学:11月3日(月・祝)
群馬大学:11月8日(土)・9日(日)
埼玉大学:11月22日(土)~24日(月・祝)

●TRICITY全国自動車教習所試乗会
10月4日(土):福岡・南福岡自動車学校
10月5日(日):東京・西多摩自動車教習所
10月19日(日):横浜・菊名ドライビングスクール
11月8日(土):千葉・市川中央自動車学校
11月22日(土):名古屋・名古屋自動車学校天白校

2014年9月29日 

■ショップオープン情報「ホンダドリーム 横浜泉」

 10月10日(金)、ホンダドリーム店として更なる利便性と満足度の向上を目指しオープン。店舗では大型スポーツバイクを中心としたホンダ二輪のフルラインナップ、ライディングギア、各種カスタマイズパーツが取り揃えられ、幅広いユーザーの様々なニーズに応え、質の高いサービスを提供していくという。試乗車はCB1300SUPER BOL D’OR、VFR800F、CBR1000RRを用意。アクセスは横浜市営地下鉄ブルーライン・立場駅より徒歩約2分、国道1号線・矢沢交差点よりクルマで約15分。駐車場は二輪車5台分、四輪車5台分完備。

神奈川県横浜市泉区和泉町4026-9
TEL:045-804-1850
営業時間:10時~19時
定休日:水曜日



2014年9月29日 

■第15回ミスター・バイクBGガレージセールは今年も大盛況のうちに無事終了

 毎年秋の恒例行事としてすっかり定着した、ミスター・バイクBGガレージセールが、9月28日(日)おなじみのさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(旧さがみ湖ピクニックランド)で開催された。今年で早15回を数えるこのイベント、気持ちのよい秋晴れの下、お目当てのお宝や掘り出し物を求め、朝まだ夜も明ける前から来場者が続々と集まり、A~Dの4つの駐車場に出展された会場を埋め尽くた。
 今年の来場者数は約3300人で、大盛況のうち午後1時、無事閉場した。

 今年も大きなトラブルもなく無事開催できたのは、出展者、来場者のみなさんの多大なるご理解とご協力があればこそ。どうもありがとうございました。ただ、残念ながらごくごく一部ではありますが、駐車禁止場所への車両放置、ごみの投げ捨て、通路に大幅にはみ出しての出展などのマナー違反が見られたのも事実。今後も日本最大級のガレージセール開催を続けるためにも、どうか節度ある行動を切にお願いしいたします。