2014年11月4日
■難しい天候の中ポール・トゥ・ウィン、ユーキ&モリワキが復帰1年目でチャンピオン獲得!
モリワキレーシングと共に全日本ロードレース選手権にカムバックを果たし、今シーズンJ-GP2クラスで注目を集めた高橋裕紀。最終戦となった「第46回MFJグランプリ」 ではポールポジションから絶好のスタートを切るものの、雨によってレースは赤旗中断。再スタートでは集中力を切らすことなく、冷静なレース運びで4度目のポール・トゥ・ウィン。モリワキの地元・鈴鹿でシリーズ・チャンピオンを獲得した。彼にとって、J-GP2クラスの前身とも言えるGP250クラスで2004年に獲得して以来、世界での戦いを挟んで10年振りの全日本タイトルとなった。
高橋裕紀のコメント
「今日のレースはコース上に川ができるほどの状況で普通に走っても転倒するかもしれない難しいレースでした。しかし、シーズン最初から申し上げているように“1周目から全開で飛ばす”を心がけて走ることが集中力をキープすることとなり、優勝することができました。
チャンピオンを獲得できてとりあえずホッとしています(笑)。去年まで世界で闘っていましたが今年はモリワキでイチから全日本でやり直す、と決めて臨みました。やはりJ-GP2クラスはレベルが高く、さらには『チャンピオンを獲って当たり前』とのプレッシャーがある中で、『毎戦優勝を目指して頑張ること』に集中力を最大限まで上げることで、そのプレッシャーを撥ね除けられたと思います。みなさまの応援のおかげでチャンピオンを獲得することができました。一年間、本当にありがとうございました」
2014年11月4日
■平&藤原も祝福、中須賀が前人未踏の快挙達成!
11月2日、鈴鹿サーキットで開催された全日本ロードレース選手権・最終戦「第46回MFJグランプリ」。国内最高峰であるJSB1000クラスの決勝は、YZF-R1を駆る中須賀克行(ヤマハ・YSP・レーシングチーム)が第1レースで優勝、第2レースで2位となり、国内最高峰クラスで3連覇を達成した(2014年シーズンの戦績:全8レース・優勝4回、2位3回、6位1回)。
これは、同じくヤマハのマシンを駆って達成した平 忠彦、藤原儀彦の両氏に続く快挙。また、JSB1000クラスでは史上初となる5度目のチャンピオンとなった。
中須賀克行のコメント
「3 連覇に向けては開幕ダッシュがともて重要だと思っていて、その開幕戦の鈴鹿2&4 レースで優勝したことで流れを掴んだと思いました。しかし、高橋巧選手も調子を上げ第2 戦オートポリス、第3 戦ツインリンクもてぎで連勝されてしまいました。なんとか流れを呼び戻したいと思っていたのですが、続くSUGO では天候の急変に翻弄されてしまい、正直なところリズムが狂っていると思いました。それでも、チーム一丸となって臨んだ今年2回目のオートポリス、そして岡山で優勝し、MFJGP 鈴鹿の第1 レースまで3 連勝できて、一気に波に乗ることができました。最後のレースは路面コンディションの変化もあり、緊張もピークに達していたのですが、とにかくチャンピオン獲得に徹しました。ファンの皆さま、チームスタッフ、サポートしてくれている方々、いろいろな助けがあって3 連覇、通算5 度目のチャンピオンを獲得することができました。一年間、応援ありがとうございました」
平 忠彦氏(1983年、1984年、1985年・全日本ロードレース選手権GP500クラス チャンピオン)のコメント
「文句なしの3 連覇です。おめでとう! また、ヤマハライダーとして3 連覇を達成してくれたことを誇りに思います。今年は、開幕前のテストでの転倒により、万全の体調でなかったことからシーズン序盤は苦しい戦いだったはずです。それでも、中盤からこの最終戦にかけては、安心して見ていられるレースが続きました。本当に強さの際立つシーズンでした。中須賀選手は、全日本の中で戦略、技術ともに突出したライダーです。これは開発ライダーとして日々最高峰マシンYZR-M1 に触れ、実際にモトGP を経験することにより、飛躍的に成長を遂げたからだと思います。同時にマシンの開発やセットアップなど、チームスタッフの献身的なサポートも忘れてはなりません。まさにチーム一丸となっての勝利でもあると思います。今後は、ぜひV4 にチャレンジしてもらうとともに、多くの若いライダーのお手本として、これからもさらなる成長を期待します」
藤原儀彦氏(1987年、1988年、1989年・全日本ロードレース選手権GP500クラス チャンピオン)のコメント
「2010 年、中須賀選手がはじめて3 連覇へ挑戦した時は、攻めの走りで転倒しそのチャンスを逃してしまいました。しかし、いつか必ずこの記録を達成してくれると思っていました。ようやくこの時が来たという感じです。私も身をもって体験しましたが、3 連覇は本当に大変です。速さだけでなく、勝利へのモチベーションを保ち続け、プレッシャーを乗り越える精神的な強さも必要だからです。中須賀選手はその速さと強さを共に備えているからこそ、達成できたのだと思います。本当におめでとうございます。ただ、中須賀選手にはさらなる高みを目指してほしいと思います。モトGP マシン、YZR-M1 の開発に携わっていることも含め、もっと速く強くなれるライダーだからです。3 連覇に満足することなく、4 連覇、5 連覇と、さらなる記録を打ち立ててくれることを期待しています」
木村隆昭 ヤマハ発動機 副社長執行役員/技術本部長
「中須賀選手、チャンピオン獲得おめでとうございます。3 連覇に向けて大きなプレッシャーの掛かる中、シーズンを通して決して楽な戦いではなかったと思いますが、昨年同様、諦めない強い心でレースに臨み、偉大な目標を達成してくれました。中須賀選手のその真摯な姿は、多くのファンに感動を与えてくれたと思います。国内最高峰クラスでの3 年連続チャンピオン獲得は、平忠彦氏、藤原儀彦氏に続く快挙であり、新たなレジェンドライダーの誕生を心からうれしく思います。今後は、前人未到の最高峰4 連覇にチャレンジしてもらうとともに、モトGP マシン開発のテストライダーとしての活躍も大いに期待しています。最後に、長いシーズンに渡ってあたたかい応援をいただいたファンの皆さまに心より感謝いたします。ありがとうございました」
2014年11月4日
■KTM 990SMT、990SMR、690SMC R、1190RC8Rのリコール(平成26年10月31日届出)
対象車両は型式990SMVS949(通称名:990SMT)の車台番号VBKVS94009M961264 ~ VBKVS9408DM993047(製作期間:平成21年3月12日~平成25年2月11日)の145台、型式990SMVS949(通称名:990SMR)の車台番号VBKVS9400CM988245 ~ VBKVS9402DM991746(製作期間:平成24年3月14日~平成24年12月12日)の17台、型式690SMCLST47(通称名:690SMC R)の車台番号VBKLST400CM740355 ~ VBKLST407EM764042(製作期間:平成23年12月2日~平成26年1月13日)の181台、型式1190VR549(通称名:1190RC8R)の車台番号VBKVR5407DM992654 ~ VBKVR5408DM992677(製作期間:平成25年1月29日~平成25年1月29日)の19台、型式1190VR449(通称名:1190RC8R)の車台番号VBKVR4408EM905937 ~ VBKVR4406EM906147(製作期間:平成26年1月27日~平成26年1月27日)の22台、計384台。
不具合の部位(部品名)は「タイヤ(スチールベルト部からのエア漏れ)」。
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「スチールベルト層の構造設計が不適切なため、走行中の衝撃等によりスチールベルトコード付近に局部的に剥離が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると剥離が拡がり、タイヤが変形して、最悪の場合、エア漏れに至るおそれがある」というもの。
改善措置の内容は「全車両、装着タイヤを点検し、該当のタイヤを装着している場合には代替品のタイヤと交換する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:KTM JAPAN
TEL:03-3527-8885
2014年10月31日
■参加体験イベントも盛りだくさん!「タミヤフェア2014」
秋恒例“ホビーのおまつり”として11月15日(土)・16日(日)の2日間、ツインメッセ静岡北館/南館にて開催。入場無料。
今年で16回目を迎える「タミヤフェア」は注目の新製品の展示をはじめ、 来場者が参加して遊んで体験できる様々なイベント、会場でしか買えない限定商品の販売、掘り出し物の即売など実施。
主な内容
●タミヤの新製品の発表、展示 (北館)
●タミヤ認定の電動RCカーワールドチャンピオン決定戦!(北館)
●ミニ四駆グランプリ2014Autumn静岡大会(南館)
●親子で楽しもう「タミヤRCツアーwith TRF」(最新RCバギーマシンの組立教室、タミヤ本社見学など)
●RCタンクオーナーズミーティング(11/15・南館)
●RCサッカー決勝大会2014 (11/16・南館)
●Shizuokaプラモクラブ合同作品展 (北館)
●タミヤ製品販売(北館/南館)
●自衛隊静岡地方協力本部コーナー (南館)
●スイーツデコレーション製作体験コーナー (有料)(南館)
●RCトレーラー乗用体験コーナー (無料)
●ミニ四駆工作教室 (有料)
尚、タミヤより二輪関連では3製品が11月22日ごろ発売予定となっている。
1/12 オートバイシリーズ No.11「Honda CR250R モトクロッサー 」2,592円 | 1/12 オートバイシリーズ No.13「スズキ RM250 モトクロッサー」 2,592円 | 1/12 オートバイシリーズ No.18「Honda CR450R モトクロスライダーつき」 3,024円 |
タミヤフェア2014
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/3295-tfair2014.html
2014年10月30日
■ケーシーが再び日本でMotoGPマシンをテスト、再来年のミシュランも試す
ロードレースの世界最高峰・MotoGPクラスで2度のワールド・タイトル(2007・2011年)を獲得しているオーストラリア出身のライダー、ケーシー・ストーナー。ご承知の通り、彼は2012年シーズンをもって二輪レース界から引退してしまっている。
しかしまだ若く(現在29歳)、溢れる才能を惜しむ声は多い。そんなこともあり、ホンダは昨年MotoGPマシンの開発テストにケーシーを起用。彼は多くのデータや開発のヒントをフィードバックしている。
そしてほぼ1年ぶりにケーシーは好天に恵まれたツインリンクもてぎでMotoGPマシンのテストに参加。ホンダ・レーシング(HRC)と共に2日間仕事を行った。
今回、ライディングしたのは2015年型プロトタイプのRC213V。エンジン開発に加え、ブリヂストンのタイヤ、様々なセットアップのテストを行う。また、2016年シーズンより採用されるミシュラン・タイヤでの走行も実施するなど、テストは順調だった模様だ。
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ケーシー・ストーナーのコメント
「一年ぶりの二輪マシンでしたので、慣れるのに少し時間を要しました。しかし、すべてが気持ちよかったですし、マシンに慣れてからはすぐに調子を取り戻せたので、HRCの計画したテストプログラムに取りかかりました。1日目はすごく快調で、2015年型プロトタイプでマルク(・マルケス)とダニ(・ペドロサ)のセットアップを試し、分析しました。興味深い違いが見つかり、有益なデータが得られたと思います。また、エンジンの改良や、新しいアイテムのテスト、2016年に向けたミシュランタイヤのテストも実施しました。すべてがポジティブな2日間でしたし、たくさん周回できました」
2014年10月30日
■「Enjoy Riders Meeting」開催中止に
11月2日(順延11月3日)、道の駅・スプリングひよし(京都府南丹市)にて開催予定であったRSタイチと2りんかんによるコラボ・イベント 「Enjoy Riders Meeting 」が、両日とも雨天予報のため開催中止となった。
Enjoy Riders Meeting
http://www.enjoy-riders-meeting.com/
2014年10月30日
■東北道サービスエリアで“高校生が考案したオリジナルメニュー”提供中!
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学校法人 三友学園(栃木県宇都宮市)が主催する第3回「グランシェフ・オブ・ハイスクール 高校生によるオリジナルメニューコンクール」でグランプリ、準グランプリを受賞したメニューが2014年12月31日(水)まで、東北道6ヶ所のサービスエリア(SA)にて限定販売中だ。
入賞メニューは、高校がある栃木県内・東北道6ヶ所のSA料理長がアレンジ。“高校生のアイデアと料理長の腕のコラボ”ということになる。
これはNEXCO東日本グループの一員としてSA・PA内商業施設の管理運営を行うネクセリア東日本が、生徒が考案したメニューを楽しんでもらうとともに生徒の夢を叶えるという、社会貢献の一部として実施しているもの。メニュー、販売エリア、アピールポイントは以下の通り(※写真をクリックすると大きく見ることができます)。
NEXCO東日本「入賞メニューinSA 」
http://www.driveplaza.com/sapa/event_campaign/detail/highschoolmenu2014.html
2014年10月29日
■日常の疲れを癒す“最上級のひととき”が森の中のモビリティテーマパークに誕生
12月13日、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)にオープンする「のぞみの湯」は、国際レーシングコースと里山の大自然を見渡せる内湯、雄大なパノラマとともに夜には満天の星空が広がる露天風呂からなる、ホテル ツインリンク内の新施設。日常の疲れを癒す“最上級のひととき”が提供される。
内湯には、マイクロバブルを発生させ浴槽全体が真っ白くやわらかな感覚が特徴のシルキーバス、またはジェットバスを用意(男女入替制)。利用時間は6時から9時30分、11時から24時となっている。
日帰り入浴も可能で、こちらの営業時間は11時から18時、利用料金は大人650円、子ども(中学生以下)350円(別途入場料金が必要)。
問:ツインリンクもてぎ
TEL:0285-64-0001
http://www.twinring.jp/
2014年10月28日
■ヤマハがベトナム市場でスタイルを一新、機能を向上させた
プレミアムスポーツスクーター「Nouvo SX」を発売
ヤマハは、スポーティな走りと経済性を両立させる水冷125cc、F.I.エンジンを新ボディに搭載したプレミアムスクーターの新製品「Nouvo SX(ヌーボ エスエックス)」を2014年11月からベトナム市場で発売すると発表した。
新型「Nouvo SX」は、現行モデルの優れた性能を継承しつつ外観スタイルを一新、品質感ある塗装パーツや新デザインのLEDポジションランプの採用などで、先進性やステータス感を高めたモデルという。スタンダード、RC、GPの3タイプをラインナップ、RCおよびGP仕様にはアンサーバック機能付の多機能リモコンキーを標準装備、日常での使い勝手の向上を図っている。
Nouvo SX スタンダード。 | Nouvo SX GP。アンサーバック機能付の多機能リモコンキーを標準装備。 |
Nouvo SX RC。アンサーバック機能付の多機能リモコンキーを標準装備。 |
ベトナム二輪車市場は、2013年実績で約280万台の需要(2013年/ヤマハ調べ)があり、この中でスクーターは約4割を占めている。このスクーターカテゴリーを開拓したのが、ヤマハが2002年に導入したNouvoといえ、Nouvoシリーズは、これまで排気量アップや水冷化、F.I.採用などで進化を続け、その高い走行性能やスポーティな外観が主に若い男性から好評価を得ており、現在もヤマハのトップブランドとして市場を牽引しているという。今回、中核モデルのNouvo に、上質感のあるスタイリングや使い勝手の良い機能を織り込むことで、従来のターゲット層の顧客はもちろん、さらに幅広いユーザーから支持されるモデルへと商品性を向上させている。
このモデルの企画・開発はヤマハのアセアン地域のR&Dである「Yamaha Motor Asian Center Co., Ltd.(YMAC)」が行い、製造・販売はベトナムにあるヤマハのグループ会社「Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.(YMVN)」が担当する。ちなみに現地価格は、STD仕様が33,900,000ベトナムドン(10/28日現在、約17万1千500円)。販売計画は発売から1年間でベトナム国内6万台を予定。
■ヤマハ http://www.yamaha-motor.co.jp/
2014年10月28日
■大人のバイク時間・MOTORISE、11月の特集は「原付」だ!
毎週火曜日23時からBS11(日本BS放送)にて放送中、モーターサイクルシーンのハードからソフトまで、元世界GPライダーの中野真矢が紹介するバイクの楽しさを満載した全国視聴できるバイク専門番組 「MOTORISE」。11月は「原付」を検証する。
原動機付き自転車からはじまる歴史、エポックモデル紹介の他、新旧モデルの開発に携わった関係者のインタビューなどを紹介する2本立て構成。ホンダ&ヤマハ現行モデルのインプレッションもあり。11月のMOTORISEもお見逃しなく!
放送スケジュール&主な内容
「Vol-91 日本の原付! その1」(本放送 11月4日 再放送 11月18日)
●アーカイブ:ホンダ編/スーパーカブ
●原付モデル 試乗インプレ:ホンダDunk/ヤマハBW`S
●Honda マスコミ対抗エコチャレンジ&エコマイレッジチャレンジ2014
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「Vol-92 日本の原付! その2」(本放送 11月11日 再放送11月25日)
●アーカイブ:ヤマハ編/パッソル
●原付モデル 試乗インプレ:ホンダ・モンキー ヤマハ・ビーノ
●ヤマハTRICITYアンバサダー任命発表撮影会
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