MBニュース&トピック

 

2014年12月17日 

■ワイン・ガードナー登場他、BSフジ「MotoTV」12月20日放送

ワイン・ガードナー

 ウィック・ビジュアル・ビューロウが手がけるBSフジ の二輪総合番組「MotoTV」は、2つのテーマと複数のトピックスで構成。 第6回は12月20日(土)25時より放送される。

 “Close Up”のコーナーでは、全日本ロードレースのトップレーサーとオートレーサーが戦う「オーバル スーパーバトル in 川口」の模様、そして「ニューヨークのバイク事情」を紹介。

 “Topics”のコーナーでは日本や世界で活躍したレジェンドライダー、ワイン・ガードナーが登場。また「海外が認めたメイド・イン・ジャパン」としてキャブレターとF.I.のメーカーであるミクニが取り上げられる。

MotoTV
http://www.bsfuji.tv/top/pub/mototv.html

2014年12月16日 

■PGOの新型スクーター「BON125」を1月下旬から発売

 PGO SCOOTERSの日本代理店、ナーベルフォースは、1月下旬からPGOの125スクーター「BON125」を発売すると発表した。このBON125は、環境に優しい“STOP & GO”システム(特許取得)を採用したXC型エンジンの採用により、従来の製品に比べて約5~10%の低燃費を実現しながら、10%以上の出力の向上を両立させた「エコで動力性能の高い優れた製品」とのこと。

■BON125主要諸元
型式:RFVXCXCX。全長×全幅×全高:1,800×735×1,110mm。乾燥重量:113kg。最高出力:7.4kW(10.1ps)/8,000rpm。最大トルク:0.97kg-m/6,500rpm。タイヤ:前3.50-10×後3.50-10。ブレーキ:前φ180mmシングルディスク×後ドラム。燃料タンク容量:5.8リットル。

 “STOP & GO”システムというのは、いわゆるアイドリングストップ機構だが、機能のオン・オフ及び、車両の静止からエンジンが停止するまでの時間を3~30秒の間で任意に設定することを可能としたもの。再始動はブレーキレバーを握り、アクセルを軽く回すことでエンジンが再始動する。また、同時に機能作動時にはヘッドライトの消費電力を70%カットする機能も備えているという。

 XCエンジンは、既存のC2型空冷エンジンに70%以上の改良を加えて開発されたエンジンで、従来のエンジンに加えビッグバルブの採用、クランクシャフト&クランクシャフトベアリングの強度アップ、シリンダーヘッドの新たな排熱ルートの確保等により高出力でありながら耐久性も向上させている。この他、視認性の高いスポーティなデザインのLCDメーターの採用、使い勝手の良いセンタースタンドの採用、5段階調整ツインショックアブソーバーの採用、同クラスの他社製品に比べ約10mmほど厚いシート(MPI調べによる)などの特徴を備えている。

 メーカー希望小売価格は264,000円(税別)。カラーは、ブルーメタリックと、ブラック、ホワイトの3色をラインナップ。

■ナーベールフォース http://www.novelforce.com/

2014年12月16日 

■ショップオープン情報「コーナーショップ広島」

 中国地方初となるピアッジオ・ベスパのコーナー店として12月19日(金)オープン。ピアッジオとベスパ両ブランドの商品と世界観を、より多くの人へ提案していく。2015年1月末までの期間は来場記念品や特典を用意し、オープニングフェアを実施。

広島県広島市安佐南区山本2-2-17
TEL:082-832-3322
営業時間:9時~19時
http://www.bs-company.jp/

2014年12月16日 

■「二尺玉」の大輪の華が冬初登場、 大晦日はツインリンクもてぎ“花火の祭典”へ!

 12月31日(水)、“森の中のモビリティテーマパーク”ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)の国際レーシングコースを舞台に「『花火の祭典“冬”』~大晦日年忘れスペシャル~」を開催。今年の花火の祭典“春”と“夏”ですばらしい花火を魅せた日本を代表する名門菊屋小幡花火店が、2014年の締めくくりとして、その全てを注いだ花火の中から渾身の技の数々が披露される。のプログラムをご覧いただけます。

 見どころは、花火の祭典“冬”では初となる「二尺玉」の打ち上げ。直径500mに及ぶ大輪の華が、1年を通じて最も美しく花火が見える冬空に咲く! また、花火の祭典史上初となる“ノンストップ打ち”など、日本最大級の大晦日花火で2014年のグランドフィナーレを盛大に彩られる。打ち上げ数は約8,000発、時間は17時30分~(予定)。

 さらに当日は花火だけでなく、ツインリンクもてぎを満喫できるイベントも多数開催。家族そろって1日中楽しめるようになっている。

問: ツインリンクもてぎ
TEL:0285-64-0001
http://www.twinring.jp/

2014年12月15日 

■ヤマハ、ナイジェリアで二輪車製造・販売の合弁会社設立へ

 爆発的な人口増加(約1億7,000万人)や経済成長を背景に、今やアフリカ最大の二輪車需要地であるナイジェリア。二輪車市場は2013年に130万台に達し、現在70%を占めるタクシー用途に加え、今後は個人需要の増加が見込まれており、2020年には180万台規模まで拡大すると予測されている。

 1980 年にナイジェリアに二輪車工場を建設し、同国での二輪車製造・販売を行うも市場環境悪化によって2005 年に生産活動から撤退しているヤマハ発動機が今回、二輪車製造・販売の合弁会社を設立、再進出となったのは、同国のそういった背景によるもの。

 ナイジェリアに設立される新会社の名称は「CFAO Yamaha Motor Nigeria Ltd.」(セファオ・ヤマハ・モーター・ナイジェリア。CYMNG)。ヤマハ発動機と、豊田通商のグループ会社でフランスの商社であるCFAO 社がそれぞれ50%を出資、資本金100 万ドル(約1億2,000 万円)で事業を開始する。

 2015 年夏の稼動を目指すCYMNG の工場は、ナイジェリアの最大都市ラゴスに所在すCFAO 社所有地内の建屋(面積2,790 ㎡)を活用。次期中期最終年の2018 年には7 万台の生産を計画しているという。


新会社の概要
●社名 : CFAO Yamaha Motor Nigeria Ltd.(略称:CYMNG)
(セファオ・ヤマハ・モーター・ナイジェリア)
●所在地 : ナイジェリア ラゴス
●設立 : 2015 年1 月(予定)
●稼動予定 : 2015 年夏頃
●代表者 : Olivier Levigne(CFAO 社)
●資本金 : 100 万ドル(約1 億2,000 万円)
●出資 : CFAO S.A. 50% ヤマハ発動機株式会社 50%
●事業内容 : 二輪車の製造・販売
●従業員数 : 2018 年 約200 名
●生産計画(販売計画) : 2018 年 7 万台(予定)

2014年12月12日 

■ヤマハ コミュニケーションプラザの企画展「THE BIG-BIKE COLLECTION 創意と技術で新時代を拓いた大排気量モデル」

 静岡県磐田市のヤマハ発動機・本社に隣接する「コミュニケーションプラザ」にて2015年1月30日(金)まで開催。ヤマハがこれまでリリースしてきた数々のオリジナリティあふれる製品の中でもステイタスの高い「大排気量モデル」を取り上げた企画展だ。

 その第一集のテーマは「ハイパフォーマンスモデル」。60年にわたる歴史の中で一際輝かしい光を放った数々のヤマハ・ビッグバイクだが、最初のコレクションは時代の先端技術を駆使し、卓越したスピードとパワー、圧倒的な存在感でファンを魅了した高性能スポーツモデルが集められる。



R1(1967年) FZR750R(OW01・1989年)

 展示車はR1(1967年)、XS1100(1977年)、RZV500R(1984年)、FZR750R(OW01・1989年)、VMAX1200(1990年)、YZF-R7(1999年)、VMAX(2014年)。

 尚、第二集「個性派モデル」は2月~4月、第三集「クルーザー&ツアラー」は4月~6月に開催予定となっている。

ヤマハ コミュニケーションプラザ
静岡県磐田市新貝2500
TEL:0538-33-2520
http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/

2014年12月12日 

■ショップオープン情報「ハーレーダビッドソン テラカド」「トライアンフ埼玉東」

●ハーレーダビッドソン テラカド

 12月20日(土)、リニューアルオープン。内外装共にレンガ調の仕上げを施し、より統一感のある店舗に。広々としたラウンジエリアには大迫力のプロジェクターを設置。サービス専用受付を新設するなどの大幅なレイアウト変更を実施し、来店者がゆったりとくつろぐことができ、ハーレーダビッドソンの世界観を体感できる上質な空間に生まれ変わる。12月20日(土)・21日(日)はオープニングフェアを開催。

茨城県那珂郡東海村石神外宿1341-1
TEL:029-282-8888
営業時間:9時~19時
定休日:木曜日、第3水曜日


●トライアンフ埼玉東


 
 ブラックとシルバーを基調としたモノトーンデザインを採用、シックでプレステージ感あふれる新しいブランドCIを導入した新世代トライアンフディーラーとして2015年3月末にオープン予定。12月15日(月)には開設準備室がスタート。トライアンフ・ワールド店としての店舗改装は終了していないが、車両、パーツ&ウェアーの販売、サービス業務等を行う。

埼玉県草加市八幡町1323-3
TEL:048-932-2222

2014年12月12日 

■ホンダ、インドネシアで二輪車工場の能力拡大へ

インドネシアの二輪車使用状況

 インド、中国に次ぐ世界第3位となる二輪車の巨大市場をもつインドネシア。2014年の二輪車販売台数の合計は約800万台に迫る見通しで、今後はさらなる需要拡大が見込まれているという。ホンダのインドネシアにおける二輪車生産・販売合弁会社であるピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター(AHJ)も2014年の販売は過去最高を大幅に更新する500万台を超える見通しだとか。

 そんな経済成長を続ける同国では、高付加価値商品であるスポーツバイクの需要がユーザーの志向や価値観の多様化とともに拡大。そこで AHJは安定供給実現のため、カラワン工場(第4工場)の年間生産能力を50万台に拡大し、スポーツバイク専用に生産することを決定した。

 最新技術投入による要員効率最大化、高品質・高品位製品を実現する新設となる生産ラインは、さらに将来のスポーツバイク市場の拡大を視野に拡張可能なレイアウトに。環境面では、CO2排出量の削減や自然エネルギーの活用による省エネ化を図り、従業員・地域社会・自然環境に優しい低炭素工場を目指していくという。


ピー・ティ・アストラ・ホンダ・モーター/PT Astra Honda Motor の概要
●設立:2000年12月
●稼働開始:2001年1月
●本社所在地:インドネシア ジャカルタ市
●資本金:1,850億ルピア(16.5億円)
●出資比率:本田技研工業(株)  50% ピー・ティ・アストラインターナショナル  50%
●代表者:社長 井沼 俊之(いぬま としゆき)
●事業内容:二輪車の部品製造、エンジン・車体組立および卸販売
●生産能力:530万台/年(スンタ工場100万台/プガンサン工場100万台/チカラン工場220万台/カラワン工場110万台)
●従業員数:約2万2,000人(2014年10月末時点)
●生産機種:Revo、Blade、SupraX、SupraX Helm-in、Verza、Mega Pro、CB150R、CBR150R、BeAT、Spacy、Scoopy、Vario110、VarioTechno 125
●販売店数:1,817店(2014年10月末時点)

Supra X 125

BeAT

Vario Techno125

2014年12月11日 

■チューリッヒの「スーパーバイク保険」、30~50代の契約がリーズナブルに!

 チューリッヒ保険会社は、保険始期日が2015年1月1日以降の「スーパーバイク保険」について車両保険の販売を開始するとともに、保険料率の改定も行う。

 リターンライダーの増加など、バイク自体の損害を補償する車両保険のニーズは以前にも増して高まっているという。チューリッヒが新たに販売する車両保険は、他の自動車(バイク、原付自転車含む)との接触・衝突などの事故(車対車事故)により、契約しているバイク自体に損害が生じた場合、その損害を補償するというもの。併せて、他車運転補償に関する車両特則が新設され、知人から臨時に借りたバイクなど、契約車以外を運転中に車対車事故によってそのバイクを損傷した場合についても補償する点も特徴だ。

 また、直近の事故データに基づき、年間予定走行距離、運転者の年齢といったリスク実態の検証を行い、改定が行われる保険料率では●年齢が30~50代●ゴールド免許●年間予定走行距離が比較的短い契約者にとって、さらにリーズナブルな保険料に。

  弁護士費用等補償特約の改定では、弁護士だけでなく司法書士や行政書士への報酬などに係る費用を補償の範囲に含めるとともに、着手金など、判決・示談などが確定する前での支払いが可能となった。

 チューリッヒでは今後も引き続き「ケア」の精神と「イノベーション」の発想に基づき、より価値のある、魅力的な商品やサービスの提供に努めていくという。

 バイク保険に関する詳しい記事『もっと“バイク保険”を知りたい!』はコチラへ。

チューリッヒ「スーパーバイク保険」
http://www.zurich.co.jp/motorbike/

2014年12月11日 

■マクラーレン・ホンダ、ドライバーラインナップを発表

(写真左より)新井 康久 本田技術研究所 専務執行役員、ジェンソン・バトン選手、ケビン・マグヌッセン選手、フェルナンド・アロンソ選手、ロン・デニス CEO

  2015年のF1参戦に向けテスト走行を開始するなど、遂に動き始めたマクラーレン・ホンダ。そのドライバー・ラインナップが正式発表となった(以下、プレスリリースより)。

 McLaren Honda(マクラーレン・ホンダ)は、2015年のFIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)に、フェルナンド・アロンソ選手(33歳、スペイン出身)、ジェンソン・バトン選手(34歳、英国出身)が参戦することを発表しました。また、テスト兼リザーブドライバーには、ケビン・マグヌッセン選手(22歳、デンマーク出身)を起用します。

フェルナンド・アロンソ選手のコメント
「幼少の頃から憧れや親しみを持ち、また長いF1の歴史の中で、人々の記憶にその名を刻んできたMcLaren Hondaの一員として、F1に参戦することを大変誇りに思います。自らの大きな歓喜と強い決意の気持ちを、パフォーマンスで示し、期待に応えたいと思います。1年以上前から、熱心なオファーをいただいていました。ウォーキング(英国)とさくら(栃木県さくら市)、それぞれの大変充実した施設も訪問し、McLaren Hondaの新たなプロジェクト、そして彼らの熱意に共感し、今回の決断に至りました。私が持っているすべての力を注ぎ、新たな伝説を築いていきたいです」

ジェンソン・バトン選手のコメント
「新生McLaren Hondaの一員として迎えていただき、大変うれしく思うとともに、チームへ加わることに今からわくわくしています。2008年まで、Hondaの仲間として戦っていましたが、彼らを今でも本当に尊敬しています。私の力を100%発揮し、チームに貢献します。フェルナンドのような速くて豊富な経験を持つドライバーとチームメイトになれ、これからがますます楽しみです」

McLaren ロン・デニス CEOのコメント
「McLaren Hondaの新たな時代の幕開けを迎え、喜びでいっぱいです。McLarenを代表して、『勝利への決意と執念は、Hondaの仲間たちの気持ちと全く同じである』と断言します。ドライバーラインアップは、McLarenの強い信念のもと、決定しました。世界チャンピオンの経験を持つフェルナンドとジェンソンという2人のドライバーは、現在のF1チームの中で、最も偉大なコンビです。また、若きケビンについては、ポテンシャルを秘めた将来有望なドライバーであり、チームへのさらなる貢献に期待しています」

F1プロジェクト総責任者 新井 康久 株式会社本田技術研究所 専務執行役員 のコメント
「フェルナンド・アロンソ選手とジェンソン・バトン選手という、F1界を代表し、卓越したスキルを備えた2人のドライバーと参戦でき、大変興奮するとともに、ワールドチャンピオンがチームメイトとなることに、身が引き締まる思いです。また、若く才能にあふれたケビン・マグヌッセン選手のこれからの活躍にも期待したいと思います。先日行ったアブダビでのテスト以降、McLarenのスタッフとはより結束を固くし、さくらでの開発はさらに加速しています。経験豊かなドライバーとともにパワーユニットの完成度を高めてまいります。素晴らしいシーズンとなるように、よいスタートを切りたいです」

※ FIAとは、Fédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟)の略称