鉄道の日を控えた10月10日（土）、日比谷公園で開催される「第22回 鉄道フェスティバル」は、鉄道会社がブース出展する鉄道ファンにとっての一大イベント。多くのスズキ隼オーナーが訪れることでも知られる“隼駅”の若桜鉄道は、昭和５年12月１日の全線開業を記念した「若桜線開業85周年キャンペーン」として記念切符などを販売する。

　また同日、地元・鳥取では、安部駅が舞台となった「男はつらいよ 寅次郎の告白」の上映会を実施。 会場は鳥取県指定保護文化財三百田氏住宅（若桜駅より徒歩10分 若桜郷土文化の里） 、10時～、14時～の２回上映。入場無料だ。

　その他「若桜鉄道立ち寄りツアー 」など、10～11月は若桜鉄道にまつわる様々な催しが予定されている。興味のある方は下記にて。

記念切符

若桜鉄道（facebook）
https://www.facebook.com/wakatetu

　10月６日、フランス・ボルドーで開催中の「ITS世界会議」にて、本田技研工業、ヤマハ発動機、BMW Motorradの３社が二輪車の協調型高度道路交通システム（C-ITS）の強化と、Connected Motorcycle Consortium と名付けられたコンソーシアムの創設を目指し、協働を開始すると発表。

　ITS技術は、他の車両のライダーやドライバーとの間で電子通信を共有し合うなど、二輪車との関連において際立った安全上のメリットをもたらすと期待されている。３社はすでに、欧州での幾度にもわたるフィールドテストを実施するなど、C-ITS 技術の分野で経験を積んでおり、テストを通じて明らかになった課題に対しC-ITS の諸方式を評価するなどし、バイクの安全性の検証を行っていくという。また、他に二輪車メーカーにも参加を呼びかける予定だ。

本田技研工業 鈴木哲夫　執行役員のコメント
「二輪車に特化した安全機能の開発を加速させるため、我々は同心協力し、モーターサイクルやスクーターでのC-ITS の実用化を目指すべきと考える」

ヤマハ発動機 木村隆昭 代表取締役副社長執行役員のコメント
「われわれは、既にCar 2 Car Communication Consortium のメンバーとして、自動車メーカー、トラックメーカー、その他関係者などと積極的に協力し、共通仕様や基準作りに取り組んできた。しかし、二輪車だけに固有の要件については、同コンソーシアムの範疇でないことが判明した。当然のごとく次にやるべきことは、二輪車にかかわる課題だけを専門に扱う協働関係を結ぶことだ」

BMW Motorrad モーターサイクル研究開発本部長 カール・ビクター・シャラー博士のコメント
「われわれの目標は、二輪車への安全システムの応用を広く、タイムリーに推進していくことにある。従って、参加企業が今後、増えることを期待する」

欧州二輪車製造者協会（ACEM） アントニオ・ペルロット事務局長のコメント
「この推進事業は、ACEM の道路交通安全方針に完全に一致するものであり、極めて具体的かつ実用的な技術を開発することにより、ライダーの安全性を向上させようとの二輪車業界の意欲の表れである」

　10月18日（日）、淡路島明石海峡公園 海側駐車場 南側にて、９時から15時まで開催。

　木下真輔選手による エクストリームショーやドラッグバイクのデモンストレーション、そして多数の有名メーカーによる展示ブースなど見どころ満載。バイク雑誌の撮影会、ジャンケン大会、そして淡路島の絶品グルメブース などもあり、ジャンルや車種を問わず、老若男女問わず楽しめるコンテンツ内容となっている。

　淡路島という会場もバイク乗りにとっては最高のロケーション。イベントとツーリングを同時に楽しむことができ、さらに今年はフェリー「まりん・あわじ」就航により、原付でも来場が可能となった。

　入場料は二輪500円、四輪1,000円（淡路島明石海峡公園への入場も可）。１台に１枚、記念ステッカーをプレゼント（数に限りあり）。

　詳細は下記WEBサイトにて。

問：淡路バイクフェスタ実行委員会（株式会社アドエヌ内）
TEL：06-6314-3081
http://www.awaji-bf.jp/

　1971年に公開された「栄光のライダー」（原題：ON ANY SUNDAY）は、世界各地のバイクレースを通じて描かれた、あのスティーブ・マックイーンも出演するドキュメンタリー映画。多くのバイク好きが影響を受け、今も熱狂的ファンに愛されている作品だ。

　そんな“伝説”的作品を手掛けたブルース・ブラウンの息子、ディナ・ブラウンが監督を務め、Red Bull Media Houseが制作する続編「ON ANY SUNDAY – THE NEXT CHAPTER」が完成。オリジナルの作品を尊重しつつ、現代の撮影技術や感性を取り入れ、バイクに命を賭ける男たちの情熱と栄光が描き出される。また、4K（ウルトラHD）で撮影された大迫力のアクションや、ライダーの人間性、レースへの情熱、それぞれの家族や友人への愛、そしてライディングのスリルまで深く踏み込み、すべてのライダーの魅力を存分に引き出した作品に仕上がっているという。

　出演者はマルク・マルケス（MotoGP 2013&2014年チャンピオン）、ダニ・ペドロサ（MotoGP2014年ランキング４位）、ロビー・マディソン（Red Bull X-FIGHTERS 参戦中）、ジェームス・スチュワート（Red Bull Straight Rhythm -Open Class優勝）、アシェリー・フィオレック（XGames 16 -Women’s Moto X Super X優勝）、ケニー・ロバーツ（2000年Moto GP 殿堂入り）ほか。

　「ON ANY SUNDAY – THE NEXT CHAPTER」の予告動画はコチラ

　作品の制作に関わるレッドブルは、ツインリンクもてぎで開催される「2015 FIM MotoGP世界選手権シリーズ第15戦MOTUL 日本グランプリ」にて、「ON ANY SUNDAY – THE NEXT CHAPTER」の特別上映会を開催。大型スクリーンを設置し、S2駐車場にて行なわれる。

　上映スケジュールは10月９日（金）16時30分～18時、10月10日（土）20時30分～22時。雨天中止。料金は無料（入場チケットを持っている人のみ）となっている。

問：レッドブル・ジャパン お客様相談室
TEL：0120-527-526

　10月４日（日）、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストにて毎年秋恒例のミスターバイクBG主催ガレージセールが開催された。オートバイ関連の出店では“日本最大級”だが、衣類や雑貨といった出店も多いことから幅広い層に親しまれている催しで、遂に16回を数えるに至っている。

　今回は過去に例のない10月初旬開催。陽が昇りはじめる頃は肌寒いながら、時間が経つにつれ半袖で過ごせる陽気に。そんな寒暖の差によってウェア関連の売れ行きが好調だったとか。いずれにせよ、好天に恵まれたおかげでとても過ごしやすい１日であった。

　例年通り、早朝から来場者が訪れる会場には掘り出し物や超お買い得品が並び、出店者と値段交渉が繰り広げられるなど、毎年変わらない光景がそこら中で展開。さらに今年は新たな試みとして「ホンダ原付二種（125cc）モデル体験試乗会」を開催。人気のグロムを筆頭にクロスカブ、PCXといった最新原二モデルを広いコースで存分に走り、乗り較べることができ、老若男女が大いに楽しんでいた。

　尚、本部にて「常総市鬼怒川水害義援金」 を寄付いただきました皆さまには改めまして、御礼申し上げます。

Mr.Bike BG
http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?cat=12

　ヤマハは、エタノール混合燃料対応の“Blue Flex”※1 仕様の150ccエンジンを、骨太感と躍動感が調和する斬新なボディに搭載した新型ストリートモデル「FACTOR150」を2015年10月からブラジル市場で発売すると発表した。
　
　この「FACTOR150」は、“質実剛健・パワフルコミューター”をコンセプトに開発、主な特徴は、1）新排ガス規制※2 適合の149cm3 FI (電子制御式燃料噴射装置)エンジン（現行「FACTOR125」比で約13%燃費向上※3）、2)軽量126kgボディ、3）タンデム居住性に配慮したダブルシート、4)引きしまった力強さをもつ新デザインのボディなど。

　
　ヤマハによれば、ブラジルの二輪車市場は143万台の規模（2014年）があり、そのうち42%となる約60万台を150ccモデルが占め、ブラジル最大需要層となっているという。ヤマハでは、この人気の150ccストリートモデルカテゴリーに、2013年に「YS150 FAZER BlueFlex」を導入している。今回の「FACTOR150」はこれに続くブラジル向け150ccストリートモデルの第2弾。上級志向のユーザー中心に支持されている「YS150 FAZER BlueFlex」に加え、「FACTOR150」は、さらなる燃費性能やアグレッシブなデザイン、手頃な価格を望む声に応えたモデルとして開発された。ヤマハでは、このモデルの投入によりブラジル市場での販売拡大を目指すとしている。製造・販売はヤマハのグループ会社、Yamaha Motor da Amazonia Ltda.が担当する。ちなみに現地価格は、スポークホイールモデルで7,390ブラジル・レアル（約22万8千円）。
　
※1 ガソリンとエタノール、またはそれらを混合した燃料で走行できる機能を、ヤマハでは“Blue Flex（ブルーフレックス）”と名づけ商標登録している。
※2 2016年1月施行のPromot4（ブラジル新排出ガス規制）
※3 社内テスト値
　
■ヤマハ　http://www.yamaha-motor.co.jp/

　ヤマハは、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を具現化する“BLUE CORE”思想に基づき開発した空冷125cc エンジンを、軽量で扱いやすいスタイリッシュなボディに搭載した女性向けスクーターの新製品、「ACRUZO」を10月中旬からベトナム市場で発売すると発表した。ベトナム向けの“BLUE CORE”エンジン搭載モデルとしては、2014年8月に発売した「Nozza Grande」に続く第2弾となる。
　
「ACRUZO」は、＜Smart Lifestyle Useful スクーター＞をコンセプトに、仕事や子育てに忙しいベトナムの都市部の若い既婚女性をターゲットに開発。比較的大きめの車格を好むベトナム女性の志向に合わせた十分な車格かつファッショナブルなスタイリングに加え、経済性、実用性などのニーズにもバランス良く対応したモデルだ。

　主な特徴は、1）“BLUE CORE”エンジンによる優れた燃費、2)取り回しやすい軽量99kgボディ、3)足つきが良く、スマートな乗り降りが出来る新形状シート、4)大容量シート下収納と広く余裕のあるフラットフットボード、5)シートを開けなくても給油ができるレッグシールド部に配置した燃料給油口など。
　
　ベトナムの二輪車市場は約271万台の需要があるといわれ（2014年ヤマハ調べ）、この中でスクーターは約4割を占めているという。今回の「ACRUZO」は、オートマチックモデルの中でも中間価格帯のカテゴリーに、ヤマハとして初めて投入するモデルとなる。高価格帯で高級志向の「Nozza Grande」に加え、スタンダードクラスへもモデル投入することで、ラインアップを充実させ、ベトナム市場での販売拡大を狙っている。なお、製造・販売はベトナムにあるヤマハのグループ会社、Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.（YMVN）が行う。現地価格はスタンダードモデルで34,990,000ベトナムドン（約18万8千円）。
　
■ヤマハ　http://www.yamaha-motor.co.jp/

　ミラノ国際モーターサイクルショー（EICMA）2015の開催に先立ち、ドゥカティは、2016年モデルのラインナップに加わるディアベル・カーボンの新バージョンを発表した。
　
　ニューカラーを纏ったディアベル・カーボンは、EUでは2015年10月から市販が開始され、まったく新しいグラフィックと数多くの新技術・装備が採用され、これまで以上にアグレッシブで洗練されたモデルへと進化しているという。

Diavel Carbon 2016モデル。		Diavel Carbon 2016モデル。

　2016年モデルの新しいイメージカラーとなるアスファルト・グレイは、カーボン素地、レッド・ストライプ、フレームのダーク・クローム塗装がエレガントに調和。マシニング加工による専用の鍛造ホイール、ジルコテック・セラミック・コーティングが施されたエグゾースト・マニホールドも新採用。つや消しステンレスによるサイレンサーカバーなども装着されている。さらに、ディアベル・カーボン用に完全に新設計された、まったく新しい専用のトリムを組み合わせたシートも装備される。
　
　また、新しいカーボン・バージョンに加え、マット・ブラックの燃料タンク、ブラック・フレームとホイールを装着し、全体をブラックでトータル・コーディネイトした“ダーク・ステルス・バージョン”も登場する。
　
　現在のところ日本仕様、日本への導入時期、価格等は未定。
　
■ドゥカティジャパン　http://www.ducati.co.jp/

　トライアンフモーターサイクルズジャパンは、NEW TIGERシリーズの主力モデルであるTiger 800 XRxと800 XCxのローシート仕様の発売を10月3日から、全国のトライアンフ正規販売店にて開始すると発表した。

TIGER 800 XCx Low Seat仕様。		TIGER 800 XRx Low Seat仕様。

　このモデルはアドベンチャーセグメントをターゲットにした人気のミドルグレード、TIGER800XRx／XCxのフロントフォーク、リアサスペンションをそれぞれショート化し、シートも「ローコンフォートシート」へ変更、約50mm低いシート高を実現したモデルだ。 価格は、タイガー800 XRx low仕様 1,449,000円（税込み）、800 XCx low仕様 1,640,000円（税込み）と通常モデルと変わらず。
　
　シート高はXRx low仕様が通常モデルの810mmから760mm（760-780mm）へ、XCx low仕様が840mmから790mm（790-810mm）へ低シート化されている。low仕様はセンタースタンドが装着されず、アルミサンプガードは標準装備。その他の仕様はスタンダードからは変更無し。

■トライアンフコール　TEL03-6809-5233　http://www.triumphmotorcycles.jp/