MBニュース&トピック

 

2015年11月16日 

■TRIUMPHのスピードトリプルシリーズがフルモデルチェンジ

 このたび、トライアンフ モーター サイクルズ(本社:英国ヒンクレー)は、フルモデルチェンジしたファクトリー・ストリートファイター、新型スピードトリプルシリーズを発表した。

 新型スピードトリプルシリーズは、「スピードトリプルS」 と「スピードトリプルR」で構成され、新たに開発された1050cc、3気筒エンジンを搭載。実に104箇所ものパーツが新設計され、全回転域でトルクアップを実現しているという。また、ライディングモードや切替式ABS、切替式トラクションコントロールなど、ライダーサポートを行うニューテクノロジーの数々も搭載。

 スタイル面では、新しくデザインされたツインヘッドライトや新設計のボディワークが採用され、新しいスピードトリプルのスタイリングを構成している。ちなみに、エンジンやラジエーター周りのパッケージをできる限りシェイプアップすることでその幅を20mmスリム化させることにも成功。

 装備面では、Sモデル、Rモデルともにブレンボ製モノブロックキャリパーを標準装備するのをはじめ、Rモデルにはベリーパン(アンダーカウル)、カーボン製のタンクインサートパネルやカーボン製フロントフェンダー、ビレットフィニッシュのオーリンズ製フロント&リアサスペンションを装備。スピードトリプルSには「ファントムブラック」と「ディアブロレッド」、スピードトリプルRには「クリスタルホワイト」と「マットグラファイト」が用意される。

Speed Triple S。「ディアブロレッド」 Speed Triple S。「ファントムブラック」

「新しいスピードトリプルSとスピードトリプルRは、初代ファクトリー製ストリートファイターのレガシー(遺産)を、パフォーマンス、敏捷性、パワー、ハンドリング、機能面においてすべてを新しい最高のレベルにまで引き上げています。 そして、新設計の1050cc 3気筒エンジンを搭載した全く新しいネイキッド・パフォーマンス・ロードスターとなりました」(トライアンフのリリースより)。

Speed Triple R。「クリスタルホワイト」 Speed Triple R。「マットグラファイト」

 アップグレードバージョンといえる「Speed Triple R」の「S」との違い、追加仕様部分は、(1)軽量ハイスペックボディパネル(カーボンファイバー製フロントフェンダー、カーボンファイバー製燃料タンクインサートパネル)、(2)ハイスペックなフルアジャスタブルサスペンション(オーリンズ製NIX30倒立式フロントフォーク、オーリンズ製TTX36リアショックユニット)、(3)ハイクオリティなディテールの仕上げ(ビレット加工のハンドルバークランプ、ライザー、スイングアームピボットカバー、リアホイールフィニッシャー)、(4)レッドペイントのサブフレーム、ホイールピンストライプ、ラジエターシュラウド、(5)レッドのシートステッチ。ちなみに詳細スペック、国内導入時期、価格等は決定しだい公開される予定。

■トライアンフコール TEL03-6809-5233 http://www.triumphmotorcycles.jp/

2015年11月16日 

■1/1 ミニ四駆実車化プロジェクト「エアロ アバンテ」が静岡初登場! ホビーのおまつり「タミヤフェア2015」11月21日(土)・22日(日)開催

 毎年秋恒例、タミヤ最大のホビーイベントは今年で17回目。ツインメッセ静岡 北館/南館(静岡市駿河区)を会場に、今回も来場者が参加して遊んで体験できる様々な催しを用意。時間は21日(土)が9時から17時まで、22日(日)は9時から16時まで、入場無料。

 秋から来年初めにかけて発売されるスケールモデル、RCモデル、ミニ四駆などのタミヤ新製品を発表、一挙に展示される他、電動RCカーのワールドチャンピオン決定戦、ミニ四駆ステーション チャンピオン決定戦などを開催。手ごろなスピードとかわいらしいボディが特徴の最新RCカー「1/14RCライトニングホーク」 の体験走行会 も行なわれる。

 家族みんなで楽しめるよう、女性の間で人気が高まっている「スイーツデコレーション」の製作体験コーナー(有料)や、小学生以下を対象に1/14サイズRCトレーラー 乗用体験 コーナー、ミニ四駆工作教室(有料)なども実施。Shizuokaプラモクラブ合同作品展、実物の車輌を身近に見ることができる自衛隊静岡地方協力本部コーナー もあり。さらに会場でしか買えない限定商品の販売や、掘り出し物の即売などのコーナーも展開される。

タミヤフェア2015
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/3882-tfair2015.html

2015年11月13日 

■「Pure & Crafted Festival」の日本語版スペシャルサイト開設

 8月28・29日、ドイツ・ベルリンで開催されたBMW Motorrad主催「Pure & Crafted Festival」は最高のギターミュージック、伝統的なハンドメイド製品、そしてカスタムバイクシーンの全てが楽しめるイベント。

 室内外二つの会場で行われたライブステージでは「The Hives」や「Kitty,Daisy & Lewis」などをはじめとする、過去にSUMMER SONICやFUJI ROCK FESTIVALの出演経験のある数多くのアーティストも参加。古い駅舎の中ではデニムやレザークラフトなどを扱うブランド&ショップ、オーガニックフードや酒造メーカー のブースが、カスタムバイクはBMW系を中心に、国産車や他の欧州車も並べられる。そんな音楽と伝統工芸とカスタムバイクのコラボレーションイベントは大成功を収めたという。

 その模様はWEB Mr.Bikeでも河野正士さんのレポートで紹介している、「Pure & Crafted Festival」の世界観やライブステージの様子を動画で楽しむことができる日本語版スペシャルサイトがオープン。

 「素晴らしい2日間のお祭り」。ベルリンの興奮、その世界観を改めて感じてほしい。

Pure & Crafted Festival(日本語版)
http://www.bmw-motorrad.jp/pure-and-crafted

2015年11月12日 

■その華麗にして豪快なる“技”の頂点決戦へ! 全日本FMX選手権「GO BIG CHAMPIONSHIP 2015」

 11月29日(日)、ウエストポイント・オフロードヴィレッジ(埼玉県川越市中老袋150-1)にて開催。
 
 モトクロスバイクでキッカー(ジャンプ台)からジャンプ、様々な技(トリック)やクリエイティビティなどを競うエクストリームスポーツ・FMX(フリースタイルモトクロス)の全日本選手権である「GO BIG CHAMPIONSHIP 2015」(GO BIG)。デモンストレーションとは異なり、個々のライダースキルを競うコンテスト形式の大会で、年間を通したシリーズ戦として日本各地で開催。今シーズンで7年目を迎えた。

  参加ライダーの技は“魅せる技”から“攻める技”へと変貌しつつあり、さらに迫力もアップ。先日行なわれた九州大会では7,000人もの観客を動員した人気急上昇中のイベントで、関東エリア初開催となる今回の大会は2015年の最終戦だけに、年間チャンピオン獲得に向けて各選手の更なる華麗にして豪快なる“技”の頂点が目の前で展開される!

 主な出場(予定)選手は鈴木大助、釘村孝太、渡辺元樹、鈴木耕太、江原大空ら、日本FMX界を代表するライダー。最終戦は日本トップクラスのFMXライダーも多数出場する。

 ローソンチケットにて前売チケット(一般・当日4,000円のところ3,500円)も販売中。小学生以下の入場は無料だ。

問:GO BIG事務局(新創社内)
TEL:075-353-7565
http://www.gobigfmxtour.com/

2015年11月11日 

■ドゥカティ MULTISTRADA 1200 ABS他5車種のリコール(平成27年11月10日届出)

 対象車両は型式ZDMA200ABAB(通称名:MULTISTRADA1200 ABS)の車台番号ZDMA200ABAB004144~ZDMA200ABAB006257(輸入期間:平成22 年7 月28 日~平成22 年9 月9 日)の54 台、型式ZDMA200ABBB(通称名:MULTISTRADA1200 ABS)の車台番号ZDMA200ABBB017549~ZDMA200ABBB017747(輸入期間:平成23 年11 月10 日~平成24 年1 月10 日)の10 台、型式ZDMA200ABCB(通称名:MULTISTRADA1200 ABS)の車台番号ZDMA200ABCB018229~ZDMA200ABCB019032(輸入期間:平成24 年3 月30 日~平成24 年5 月10 日)の10 台、型式ZDMA200ACAB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA200ACAB000103~ZDMA200ACAB009535(輸入期間:平成22 年3 月1 日~平成23 年2 月2 日)の192 台、型式ZDMA200ACBB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA200ACBB010487~ZDMA200ACBB018091(輸入期間:平成23 年3 月18 日~平成24 年3 月5 日)の95 台、型式ZDMA200ACCB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA200ACCB019393~ZDMA200ACCB019643(輸入期間:平成24 年5 月24 日~平成22 年6 月21 日)の25 台、型式ZDMA200ADAB(通称名:MULTISTRADA1200S SPORT)の車台番号ZDMA200ADAB000101~ZDMA200ADAB008950(輸入期間:平成22 年2 月17 日~平成23 年3 月3 日)の166 台、型式ZDMA200ADBB(通称名:MULTISTRADA1200S SPORT)の車台番号ZDMA200ADBB010446~ZDMA200ADBB017974(輸入期間:平成23 年3 月18 日~平成24 年1 月28 日)の38 台、型式ZDMA200ADCB(通称名:MULTISTRADA1200S SPORT)の車台番号ZDMA200ADCB018192~ZDMA200ADCB019392(輸入期間:平成24 年3 月5 日~平成24 年6 月1 日)の18 台、型式ZDMA200AEBB(通称名:MULTISTRADA1200S PIKES PEAK)の車台番号ZDMA200AEBB015735~ZDMA200AEBB017597(輸入期間:平成23 年7 月19 日~平成24 年1 月10 日)の20 台、型式ZDMA200AECB(通称名:MULTISTRADA1200S PIKES PEAK)の車台番号ZDMA200AECB018338~ZDMA200AECB020243(輸入期間:平成24 年4 月13 日~平成24 年6 月25 日)の28 台、型式ZDMA302JACB(通称名:MULTISTRADA1200 ABS)の車台番号ZDMA302JACB001187~ZDMA302JACB001188(輸入期間:平成25 年2 月13 日~平成25 年2 月13 日)の2 台、型式ZDMA302JACB(通称名:MULTISTRADA1200S PIKES PEAK)の車台番号ZDMA302JACB000838~ZDMA302JACB001217(輸入期間:平成25 年2 月5 日~平成25 年3 月11 日)の40 台、型式ZDMA302JACB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA302JACB000689~ZDMA302JACB001374(輸入期間:平成24 年12 月14 日~平成25 年3 月11 日)の70 台、型式ZDMA302JADB(通称名:MULTISTRADA1200 ABS)の車台番号ZDMA302JADB003620~ZDMA302JADB005440(輸入期間:平成25 年4 月15 日~平成25 年7 月1 日)の20 台、型式ZDMA302JADB(通称名:MULTISTRADA1200S Granturismo)の車台番号ZDMA302JADB002838~ZDMA302JADB008793(輸入期間:平成25 年3 月11 日~平成26 年3 月14 日)の101 台、型式ZDMA302JADB(通称名:MULTISTRADA1200S PIKES PEAK)の車台番号ZDMA302JADB004565~ZDMA302JADB008096(輸入期間:平成25 年5 月24 日~平成25 年10 月31 日)の44 台、型式ZDMA302JADB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA302JADB004529~ZDMA302JADB007955(輸入期間:平成25 年5 月24 日~平成25 年10 月31 日)の91 台、型式ZDMA302JAEB(通称名:MULTISTRADA1200S Granturismo)の車台番号ZDMA302JAEB009199~ZDMA302JAEB010543(輸入期間:平成26 年3 月14 日~平成26 年6 月5 日)の15 台、型式ZDMA302JAEB(通称名:MULTISTRADA1200S PIKES PEAK)の車台番号ZDMA302JAEB009505~ZDMA302JAEB010329(輸入期間:平成26 年3 月28 日~平成26 年5 月28 日)の24 台、型式ZDMA302JAEB(通称名:MULTISTRADA1200S Touring)の車台番号ZDMA302JAEB009668~ZDMA302JAEB010220(輸入期間:平成26 年4 月4 日~平成26 年5 月1 日)の31 台、計14 型式、計5車種、計1094 台。

 不具合の部位(部品名)は「スロットルケーブルハウジング」。

 基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「スロットルケーブルハウジングにおいて、スロットルケーブルガイドの構造が不適切なため、スロットルケーブルハウジング内でスロットルケーブルがたわむものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ケーブルが屈曲し、スロットル操作が重くなるほか、最悪の場合、当該ケーブルが切れ、スロットル操作ができなくなり、走行不能となるおそれがある」というもの。

 改善措置の内容は「全車両、スロットルケーブルハウジングを対策品に交換する。また、スロットルケーブルを確認し、変形や破損が認められるものは、スロットルケーブルを新品に交換する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ドゥカティジャパン お客様相談窓口
TEL:0120-030-292

2015年11月11日 

■ヤマハ・シグナスX、シグナスX SR、アクシストリートの改善対策(平成27年11月10日届出)

 対象車両は型式EBJ-SE44J(通称名:シグナスX XC125)の車台番号SE44J-100101~SE44J-290846(製作期間:平成19年8月17日~平成25年1月22日)の23,207台(①)、型式EBJ-SE44J(通称名:シグナスX XC125SR)の車台番号SE44J-130101~SE44J-290946(製作期間:平成19年10月18日~平成25年1月23日)の18,032台(①)、型式EBJ-SE53J(通称名:アクシストリート XC125E)の車台番号SE53J-100101~SE53J-147482(製作期間:平成21年7月14日~平成25年1月28日)の29,040台(①②)、車台番号SE53J-147483~SE53J-163784(製作期間:平成25年2月5日~平成27年8月31日)の8,404台(②)、計2型式、計3車種、計78,683台(①70,279台、②37,444台)。

 不具合の部位(部品名)は「①動力伝達装置(セカンダリシーブ) ②原動機(シリンダヘッドガスケット)」。

 不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「①動力伝達装置において、セカンダリシーブ(固定側)のシーブとボスの溶接が不適切なため、溶接部の強度が不足しているものがある。そのため、走行条件によって溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、溶接部がはがれ動力が伝達できず、走行不能となるおそれがある ②原動機において、シリンダヘッドガスケットの製造が不適切なため、シリンダとシリンダヘッドとの合面のシール面圧が不足しているものがある。そのため、シリンダとシリンダヘッドの隙間から燃焼室内にエンジンオイルが流入し、流入したオイルより生成されたカーボンが堆積され、堆積したカーボンが吸気・排気バルブのシール面に噛み込んで燃焼室内の気密性が損なわれ、最悪の場合、始動不良やエンストに至るおそれがある」というもの。

 改善対策の内容は「①全車両、セカンダリシーブを良品と交換する ②全車両、シリンダヘッドガスケットを良品と交換するとともに、シリンダヘッドの燃焼室内のカーボンを除去する」という。

 改善箇所説明図はコチラ

問:ヤマハ発動機 お客様相談室
TEL:0120-090-819

2015年11月11日 

■ホンダ、パキスタンで二輪車工場の生産能力を拡大

 総人口約1億9000万人に対し、直近の数年は130万台前後で推移していたパキスタンの二輪車市場だが、今年に入り急速なペースで成長しているという。今後も人口増加などにより、さらなる成長が期待される同国の二輪車市場だが、ヤマハ発動機は現地企業との合弁事業を解消後に単独で再進出、今年4月に完成した二輪車工場で稼動を開始している。

 一方ホンダは、パキスタンにおける二輪車生産・販売合弁会社であるアトラスホンダ・リミテッド(以下AHL)が稼動中の工場の生産能力を今後3年間で現行の60万台から120万台まで拡大する計画を発表。

 AHLは現在、パキスタン南部カラチ市に年間生産能力15万台、北東部シェクプラ市に年間生産能力60万台の生産工場をもっている。このうちシェクプラ工場で1ラインを増設、2016年10月の稼動開始を目指し、その後段階的に能力の拡大を図るという。

 尚、生産ラインの増設と体質強化などを含めた3年間の総投資額は約5,000万USドル、新規雇用約1,800名を予定。能力拡大により、AHLの年間総生産能力は合計135万台となる見込みだ。

アトラスホンダ・リミテッド(Atlas Honda Ltd.)概要
設立:1992年
資本金:10億3,406万6,130パキスタンルピー
出資比率:本田技研工業(株) 35%、アトラスグループ 55%、一般 10%
所在地:パキスタン・カラチ市 (本社、工場)、シェクプラ市(工場)
代表者:社長 サケブ・シラジ
事業内容:二輪車の生産・販売
従業員数:約3,900名(2015年10月末時点)
生産能力:カラチ工場 15万台/年  シェクプラ工場 60万台/年
生産車種:CD70(カラチ工場)、CD70、CD Dream、Pridor、CG125、CG Dream、Deluxe(シェクプラ工場)

CD70 CD Dream Pridor
CG125 CG Dream Deluxe

2015年11月10日 

■250cc市販車ベースのレース激化!? ロードレース「JP250」クラスが来年よりスタート

今年からアジア選手権で始まった「AP250」(アジアプロダクション250)。ヤマハはインドネシアとタイから2チーム、オーストラリア、韓国、香港から 1 チームの計 7 チーム 13 名のライダーを支援、YZF-R25で参戦している

 Ninja250、CBR250R、YZF-R25など、250ccクラスのロードスポーツが若者を中心に人気を博していることのみならず、「ST250」といった地方選手権や「もて耐」といったレースでも台数を増やしている。

 一方で、アジア選手権では今年より「AP250」(アジアプロダクション250)を開催。スーパーバイク世界選手権でも同様のカテゴリーを近い将来追加することを検討しているなど、世界的に市販車ベースの250ccクラスの重要性が高まっているという。

 こういった背景により、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は来年より今までのST250クラスを発展させた「JP250」(ジャパンプロダクション250)クラスをスタートすることが決定した。

 JP250は参戦車両の価格が安いため年齢に関わらず、初心者がロードレースの世界に入りやすいことが特徴。ロードレースの底辺拡大並びに新規参入者の増加を図りつつ、キッズバイク、ミニバイクへとステップアップしてきたサーキットスポーツを志す若きライダーたちの次の参戦クラスとしての役割も担っている。

 2016年より地方選手権の正式種目として採用されることで、JP250は国際ライセンスの昇格を目指すことが可能に。また、同クラスの参加者が同じ車両でステップアップするフィールドが必要であることから、全日本選手権と併催する「MFJカップシリーズ」も開催されることになった。

 街中を走っている最も身近なバイクによるレースは観戦する者にとっても楽しみが多い。来年はレース業界のみならず、バイク業界全体の盛り上がりにも期待したいところ。

●参加可能車両
単気筒:201~300cc
2気筒:201~250cc

●規定最低重量(車両重量と完全装備のライダー重量を合計したトータル重量)
単気筒・201~250cc:190kg
単気筒・251~300cc:200kg
2気筒・201~250cc:200kg
※重量調整はガソリンタンクへの燃料の補給またはダミーウェイト追加

●2016MFJカップ暫定日程
第1戦:4月9・10日(全日本 第1戦・筑波大会)
第2戦:5月28・29日(全日本 第3戦・もてぎ大会)
第3戦:6月11・12日(全日本 第4戦・オートポリス大会)
第4戦:6月25・26日(全日本 第5戦・SUGO大会)
第5戦:9月24・25日(全日本 第8戦・岡山国際大会)
第6戦:11月5・6日(全日本 第9戦・MFJグランプリ鈴鹿)

日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
http://www.mfj.or.jp/

2015年11月9日 

■Hondaが「NC750S」と「CB500F」をモデルチェンジしEICMA2015で世界初公開

 Hondaは、ミドルクラスのネイキッドロードスポーツモデル「NC750S」と「CB500F」をモデルチェンジし、11月19日(木)から11月22日(日)までイタリア・ミラノで開催されるEICMA2015(ミラノショー)で、ワールドプレミアすると発表した。

 NC750SとCB500Fは、ともにLEDのヘッドライトとテールランプなどの採用により、さらにスタイリッシュな外観へと変更。また、新たに採用した異型断面のマフラーにより、ライダーに心地よいエキゾーストサウンドを提供するなど、各部の熟成を図ったという。

 NC750Sの主な特長としては、「マスフォワードプロポーションの深化とスポーツ感向上」をスタイリングコンセプトに掲げ、LEDをヘッドライトとテールランプに採用することで、よりスタイリッシュなボディスタイルを実現。新たにデザインしたコンパクトな異型断面マフラーを採用。「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」には、新たなプログラムを設定している。ちなみにこのNC750Sは、欧州と日本での発売を計画しているという。LEDは日本仕様車に標準装備、欧州向けにはタイプ設定となった。

 CB500Fの主な特長は、「メカニカル&アグレッシブ」をスタイリングコンセプトに、LEDヘッドライトとテールランプを採用し、精悍なイメージをさらに高めたスタイリングを実現。新たにデザインしたコンパクトな異型断面マフラーを採用している。こちらCB500Fは、欧州とアメリカでの発売を計画している。

■ホンダ http://www.honda.co.jp/motor/

2015年11月9日 

■Hondaが「インテグラ」をモデルチェンジしEICMA2015で世界初公開

 Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、水冷4ストロークSOHC4バルブ直列2気筒745cm3エンジンを搭載した「インテグラ」をモデルチェンジし、11月19日(木)から11月22日(日)までイタリア・ミラノで開催されるEICMA2015(ミラノショー)に、ワールドプレミアとして出品すると発表した。

 インテグラは、モーターサイクルの走りとスクーターの利便性を融合した新しいコンセプト「SCOOTING MOTORCYCLE(スクーティング モーターサイクル)」として、2012年から販売を開始したモデルで、今回は、LEDヘッドライトを採用して精悍なフロントフェイスへと変身させている(欧州仕様車に標準装備、一部の販売国を除く)。また、新たに採用した異型断面のマフラーにより、ライダーに心地よいエキゾーストサウンドを提供するなど、各部の熟成を図ったという。また、「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」も、プログラムの設定を新しいものに変更し、より扱いやすくしたとしている。

■ホンダ http://www.honda.co.jp/motor/