MBニュース&トピック

 

2016年4月11日 

■トライアンフモーターサイクルズジャパンがSTREET TRIPLE Rx限定車を発売開始

 トライアンフモーターサイクルズジャパンは、4月16日から、STREET TRIPLE Rxを全国のトライアンフ正規販売店にて発売開始すると発表した。

 このStreet Triple Rxは、Street Triple Rをベースに、Daytona 675R譲りのアグレッシブで圧倒的にクールな車体デザインによって、個性的なスタイリングが与えられたモデル。リアのシャープな造形や、Rを特徴付けるレッドペイントなどユニークな外観が特徴となっている。角ばったシートはDaytona譲りで、Street Tripleのアグレッシブなスタイルがさらに強調されている。力強いジェットブラックやアルミニウムシルバーの車体色にフロントとリアのレーシーなホイールの鮮やかなハンドペイント仕上げなどもそれを引き立てている。

 Street Triple Rxの心臓部、Triumph伝統のトリプルエンジンは、675ccの12バルブユニットで、Daytona 675から受け継いだものを、104PSの出力と68Nmのトルクでストレスのない駆動力と加速が得られるよう再チューンしている。滑らかなクロスレシオの6速ギアボックスと、クイックシフター、そして扱いやすいスロットルコントロールの組み合わせで、Rxは胸のすくような走りを見せてくれるという。

 洗練されたシャシーとダイナミックな車体は、独自の8ピースアルミニウム製ツインスパーフレームと2ピースダイキャストリアサブフレームによって構成され、それに取り付けられた41mm、KYB製倒立フロントフォークはプリロードとリバウンド、そしてコンプレッションすべてのダンピングが調整可能で、ライディングスタイルや状態にあったフロントエンドのセッティングが思いのままに可能だ。310mmツインフローティングディスクによるブレーキは、洗練された標準装備のアンチロックブレーキシステムでバックアップし、不要な場合にはそれをオフにすることも可能。徹底的に調整されたジオメトリーの効果も相まって、Street Triple Rxは自然でシャープなハンドリングにより、速度やライディングコンディションにかかわらず安定性と俊敏性を発揮してくれる。

 LCD多機能インストルメントパネルには、大型タコメーターとデジタルスピードメーターに加え、ラップタイマー、プログラマブル・ギアシフトライト、燃料計、時計、ギア位置インジケーターが備わっている。オプションのTriumphタイヤ空気圧モニターシステムを装着すると、前後タイヤの空気圧を時計表示部に表示させることも可能になる。

主な特別仕様:Daytona675のレッドペイント・リアサブフレーム装着。ディアブロレッドのホイール、スペシャルデカール、シートカウル、ベリーパン、フライスクリーン装備。クイックシフター標準装備。切替式ABS付Nissin製ラジアル4ピストンキャリパー。フルアジャスタブルKYB製フロントフォークなど。

●メーカー希望標準小売価格:1,260,000円 (税込)。車体色:ジェットブラック/マットアルミニウムシルバー。日本導入:30台限定(2車体色合わせて)。

■問い合わせ先:
全国のトライアンフ正規販売店、トライアンフコール03-6809-5233まで
http://www.triumphmotorcycles.jp/

2016年4月11日 

■KTMが690 DUKE&690 DUKE Rをリニューアル、2016年モデルとして発売開始!

 KTMは、3月のモーターサイクルショーで日本国内初披露を行った2016年モデルの発売を順次開始する。まずは、ボアxストロークを見直し、5馬力ものパワーアップを果たしたミドルクラス・ネイキッドバイクの定番、690DUKEと690DUKE Rを市場に投入。

 例年イヤーモデルを前年のイタリア・ミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)でデビューさせ、春のモーターサイクルショーで日本国内デビューを飾るKTM。ことしも4月に入り、順次2016年モデルとして出荷が開始される。その第一弾が、フルモデルチェンジといってよいほどの大きな変更があったこの690 DUKEと690 DUKE Rの2モデルだ。

 690ccというビッグ・シングルエンジンを搭載する現在唯一のストリート・スポーツ・バイク、690 DUKEシリーズ。スタンダードモデルといえる690 DUKEは、リーズナブルなプライスながら充実した装備と、KTMらしい軽量さ、優れた燃費、使い勝手の良さで2012年のフルモデルチェンジ以来人気を博してきた。その4代目からバトンタッチした2016年モデルは、素性の良い基本的な車体設計を生かしながら、エンジンを大きく変更。ボア×ストロークも見直され、最高出力を5馬力向上。同時に、ヘッド部分にカウンターバランサーを新たに装備し、ビッグシングルとは思えないほどのスムースなパワーデリバリーを実現している。

 電装系も一新させ、新たに採用されたLCD多機能ダッシュボードは、照度も自動変化させるなど、最先端の技術を取り入れている。これに加えて、1190 ADVENTUREや1290 SUPER DUKE Rで鍛えられた電子制御技術を投入。コストを抑えつつも、「トラック・パック」という形で3モードのトラクションコントロールをはじめ、急激なエンジンブレーキを緩和する「モータースリップ・レギュレーション」や、ABSをフロントのみにしてよりスポーティーな走行を可能にする「スーパーモト・モードABS」など、より安全に、より楽しくスポーツライディングが楽しめる環境もオプションで提供されている。

 車体周りでは、高出力化したエンジンに合わせてスタビリティを増す方向でフロントフォークのオフセットを最適化。よりスリムで足つきを改善しながらもホールド性を向上させつつ快適さも損なわない新しいエルゴノミックデザインのシートもスタンバイ。

 690 DUKE Rは、スタンダードモデルに前後フルアジャスタブルサスペンションをはじめ、アクラポヴィッチ製エキゾーストシステム、ブレンボ製モノブロック・フロントブレーキキャリパーなど、走りに特化した装備がプラスされたスポーツモデル。エンジンはスタンダード比5psの出力向上を果たし、車両重量もさらに1kg軽量化され、147.5㎏になっている。

●メーカー希望標準小売価格:KTM 690 DUKE 950,000円、KTM 690DUKE R 1,200,000円。4月16日から、全国のKTM正規販売店店頭で発売開始。

■KTM JAPAN: http://www.ktm-japan.co.jp/

2016年4月11日 

■今年のテーマは“フレンチスタイルのガーデンライフ”、ホンダが「第18回国際バラとガーデニングショウ」に出展! 招待券をペアで5組10名にプレゼント

Hondaブースイメージイラスト

 5月13日(金)~18日(水)、西武プリンスドーム(埼玉県所沢市)にて開催される「第18回国際バラとガーデニングショウ」で、ホンダはブース展開。この日本最大規模の“ガーデニングの祭典”に、ホンダは過去11回、ガーデニングに役立つミニ耕うん機やポータブル発電機など、汎用製品を使った自然派のアウトドアライフを提案してきた(昨年の模様はコチラ)。

 今回は、ホンダがこれまで提唱してきた自宅の庭で自分流のアレンジを楽しめる「Rose&Potager(ポタジェ)※1」を、今回のショウの開催コンセプトである“Paris(パリ)”に合わせたフランス風ガーデンスタイルで提案。ブースコンセプトは、「パリ郊外の大人シックなポタジェ・ライフ」と題し、“憧れの街、パリに魅せられた夫婦の庭”を想定。花の都パリ郊外の暮らしをイメージしたシャビーシック(Shabby-chic)※2な戸建てに映える「ポタジェ・ガーデン」を、お気に入りのペイントやシールで自分流に装飾したホンダ製品とともに演出する。

※1ポタジェ(Potager):フランス語。食用目的のみで野菜を栽培するのではなく、装飾的要素を盛り込んでデザインされた菜園を指す。フランス王宮の幾何学的な菜園から始まり、英国のガーデナーや自然を愛する人たちによって広まる。多くの園芸誌で紹介され、家庭菜園愛好家やガーデナーの間で「憧れのポタジェ」などと呼ばれ、人気が高いガーデニングスタイル

※2シャビーシック(Shabby-Chic):アンティークな雰囲気が醸す上品さや優雅さ、おしゃれな大人っぽさが感じられることを意味する表現。1989年に英国人デザイナーのRACHEL ASHWELが米国カリフォルニア州サンタモニカにオープンした「SHABBY-CHIC」というインテリアショップの名が発祥といわれ、家具などのインテリアの形容句として米国や欧州で共感を呼び、広まったとされている


【主な展示モデル】(予定)
<野菜やハーブづくり、土づくりをサポート>
[参考出品]
○耕うん機 プチな FG201 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル
○耕うん機 こまめ F220 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル
<芝生の管理に最適>
[参考出品]
○電動歩行型芝刈機 グラスパ HRE330 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル
<アウトドアや非常用の電源として>
[参考出品]
○ガスパワー発電機 エネポ EU9iGB 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル
○ハンディタイプ蓄電機 E500
<アウトドアライフを楽しむモビリティとして>
[参考出品]
○軽乗用車 N-ONE Premium Tourer LOWDOWN 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル
○二輪車 PCX 国際バラとガーデニングショウカスタマイズモデル

耕うん機「プチな FG201」 電動芝刈機「グラスパ HRE330」 ガスパワー発電機「エネポ EU9iGB」


軽乗用車「N-ONE Premium Tourer LOWDOWN」 スクーター「PCX」


 そんな、普段とは違った“Honda”を見ることができる 「第18回国際バラとガーデニングショウ」の招待券(西武園ゆうえんち入園券付)をペアで5組10名にプレゼント!  ご希望の方はコチラ(http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?page_id=3875)から読者登録の上、e-mail(dd4@mr-bike.jp)にてご応募を。希望商品(「第18回国際バラとガーデニングショウ招待券」)、住所、氏名、WEB Mr.Bikeに対するご意見、ご希望を明記のこと。 締切は2016年4月30日(土)。

第18回国際バラとガーデニングショウ
http://www.bara21.jp/

2016年4月11日 

■ヤマハがコンセプトモデル「04GEN」をベトナムMCショーに出展

 ヤマハ発動機株式会社は、二輪車のショーイベントとして初めてベトナムで開催された「ベトナムモーターサイクルショー2016」(4月7日~10日、ホーチミン)にて、スクーターのデザインコンセプトモデル「04GEN」を出展した。

 この「04GEN」は“RUN-WAY”をコンセプトに、「心と身体を磨き、気高い品位を感じさせる女性をイメージしてデザインした」というもので、フレームを外装部品で覆い隠す一般的なスクーターの車体構造に対し、「04GEN」はフレームを透過性のある外装部品で覆い、美しく構成された内部構造を見せることで、堂々としたボディに軽やかさを与え、内と外の美しさの融合を究めた新たなデザインを取り入れたモデルだ。

 創立以来、一貫して“デザイン”を製品づくりの重要な柱として位置づけているヤマハでは、2013年「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」をデザインフィロソフィーとして掲げ、ヤマハらしさを具現化する製品の開発に取り組んできている。このフィロソフィーに基づき、2014年にはデザインコンセプトモデル第1弾の「01GEN(フロント二輪のクロスオーバーモーターサイクル)」および第2弾「02GEN(魅せたくなる電動アシスト車いす)」を、2015年には第3弾として「03GEN(TRICITYに色・素材・仕上げ提案を施したモビリティ)」を発表してきた。ヤマハは、今後もデザインコンセプト「GEN」を様々な機会に出展・提案していくとしている。

■04GEN に関するウェブサイトはこちら
http://global.yamaha-motor.com/jp/yamahastyle/design/features/concepts/04gen/

デザインフィロソフィー「Refined Dynamism」に基づくコンセプトモデル第4弾『04GEN』。

■ヤマハ: http://www.yamaha-motor.co.jp/

2016年4月8日 

■トライアル世界選手権を目前に控え、“フジガス300戦の軌跡”を特別展示! もちろん、今年も“カツカレー”を応援メニューとして用意!!

 4月23日(土)・24日(日)の2日間、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で2016 FIM トライアル世界選手権の第2戦として開催される「ストライダー 日本グランプリ」。1996年から世界選手権への参戦を開始し、2004年には世界チャンピオンを獲得した“フジガス”こと藤波貴久が、日本グランプリ2日目にちょうど参戦300戦目を迎える。

 これを記念し、Honda Collection Hallは 藤波が実際に世界選手権で使用した車両を展示。2004年の世界チャンピオンをはじめとした戦績などを紹介する特別展示を開催中だ。是非、訪れてみてほしい。

●展示期間 :~4月25日(月)
●展示場所 :Honda Collection Hall 1階ロビー奥

ホンダRTL(1997年):トライアル世界選手権ランキング4位マシン ホンダRTL(1999年):トライアル世界選手権ランキング2位マシン モンテッサ コタ315R(2004年):トライアル世界選手権チャンピオンマシン モンテッサ コタ4RT(2005年):トライアル世界選手権ランキング2位マシン


 また、 トライアル世界選手権・日本グランプリではすっかりお馴染みとなっている「フジガス応援カツカレー」も販売。今年は世界選手権参戦300戦記念として2種類がカフェレストラン オークで販売される。こちらもお楽しみに!

フジガス世界選手権参戦300戦記念応援メニュー「オーバー300! フジガスカツカレー」1,500円 フジガス世界選手権参戦300戦記念応援メニュー「オーバー300! フジガスカツカレーバーガー」1,200円


トライアル世界選手権特別展示~藤波 貴久(フジガス)選手 300戦の軌跡~
http://www.twinring.jp/collection-hall/event/1602_fujigasu/

2016 FIM トライアル世界選手権 第2戦「ストライダー 日本グランプリ」
http://www.twinring.jp/wctrial/

2016年4月6日 

■ホンダ「アウトドアデイ ジャパン 2016」に出展

 4月9日(土)・10日(日)の2日間、代々木公園(東京都渋谷区神南2-3 )のB地区内イベント広場・野外ステージ・けやき並木他 にて開催される「アウトドアデイ ジャパン 2016」は“見て・触れて・体感するアウトドア”がテーマ。そんなイベントにホンダは四輪車、二輪車、汎用プロダクツ製品を出展する。時間は10時から17時、雨天決行。入場無料。

 また「Hondaキャンプ 料理教室」や「Hondaキャンプ カメラ講座」も開催。さらに、ツインリンクもてぎからは、ゆったりと快適に自然を楽しむことができるグランピング施設「森と星空のキャンプビレッジ」の展示や「森のクラフト」など、ホンダ製品を通じてアウトドアライフの魅力を体感できるプログラムも実施される。

主な展示内容
【四輪車】
●ODYSSEY HYBRID(オデッセイ ハイブリッド)
●VEZEL HYBRID(ヴェゼル ハイブリッド)RS Honda SENSING
●STEP WGN(ステップ ワゴン)Honda Dogバージョン(純正アクセサリー装着車)
●N-BOX(エヌボックス) ELEMENT Style Package(純正アクセサリー装着車)
【二輪車】
●ジョルノ・くまモン バージョン
●クロスカブ
【汎用プロダクツ製品】

●ガスパワー発電機「エネポ EU9iGB」
●ガスパワー耕うん機「ピアンタ FV200」
●耕うん機「プチな FG201」
●耕うん機「こまめ F220」

アウトドアデイ ジャパン 2016
http://outdoorday.jp/

2016年4月5日 

■初心者やレディースライダー、リターンライダー必見、4月のMOTORISE!



 BS11(日本BS放送)で毎週水曜日23時から放送中の30分番組、大人のバイク時間「MOTORISE」。 全国視聴できる唯一のバイク専門番組、4月は各地で開催されている「ライディングレッスン&スクール」を特集。

 運転技術の向上を目指し、初級者向けレッスンプログラムを番組アシスタントの延時成実と国友愛佳が体験、スクール1日の流れを紹介する。インストラクターのアドバイスのもと、基本の乗車姿勢から振り返る二人。苦手なポイントもしっかり学び、レッスンを繰り返し、果たしてその腕前は上がったのか!?

 放送スケジュールは「Vol-125 スキルUP! ライディングレッスン&スクール 初級編①」が4月6日、「Vol-126 スキルUP! ライディングレッスン&スクール 初級編②」は4月13日となっている。

MOTORISE
http://www.bs11.jp/entertainment/917/



2016年4月4日 

■ツインリンクもてぎにて、MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会主催の「250バイク一気乗り! メディア合同インプレッションライド2016」が開催された!


今年から始まるJP250マシン・ホンダCBR300R(オートショプスガワラ)と、ノーマルのCBR250Rがランデブー走行。

 これは、近年盛り上がりを見せている250ccクラスのオートバイ。とりわけロードスポーツモデルの代表的な市販車種をメーカーの垣根なく集め(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、KTM)、試乗してもらい、さらに250ccクラスの魅力を広めたいということと、今年から250cc市販車をベースにした車両で争う、新たらしい「JP(Japan Production)250」クラスがスタートすることを広く知れ渡るようアピールする目的もあった。それでこの日は市販車のみならず、JP250クラスのレース車両にも試乗できた。

 当日はあいにくの寒い雨となったが、ツインリンクもてぎのコースを二輪メディアのライダー達が精力的に走り回った。こんなコンディションでも、怖がらずにマシンをコントロールする醍醐味を味わいやすいのは250ccクラスならでは、と感じられた。やっぱり軽くてコンパクトなことは正義だ。パワーがあり過ぎない4ストロークエンジンとのバランスがいい。技量や年齢など幅広いライダーが楽しむには最適なクラスだと再認識した。

 250ccクラスの魅力は、400ccクラスから必要な車検がないという維持費の安さと、高速道路を走れ、短距離だけでなく中長距離を走れるサイズと走りを持った、オートバイとしての使い勝手の良さだろう。気軽に乗れるところで、入門オートバイとして選ぶ人も多く、近年は魅力的なモデルが次々と登場して、オフロードタイプのオン・オフモデル、クルーザー、スクーター、ネイキッド、モタード、ロードスポーツと、バリエーションが多い。この日集められた車両に代わる代わる乗りながら、各社、各モデルの走りの違いと楽しさを感じることができた。ユーザーの中に若者が多くいるというのもミソで、メインボリュームとしてオートバイ趣味を支え、これからもそこへの期待が大きい。



土砂降りの中、各メーカーの250ccマシンを乗り回しました。

 その盛り上がっている250cc車両を使って始まったJP250クラスは、参加者が増えていたST250クラスを発展させたもの。ベース車両が比較的安価だからローコストで、年齢を問わずレースに参加しやすく、ロードレースの底辺を支えるレースとして誕生した。ライセンス昇格対象ではない承認クラスだったST250とは違い、地方選手権の正式種目として開催。それによってこれから速いライダーが全日本へステップアップするための道筋として、将来国際ライセンスを目指す若いライダー達の登竜門としての役割もはたす。その為に、地方選手権のだけでなく、同じ車両で走れる「MFJカップシリーズ」を設け、全日本選手権と併催する。

 今回の試乗会に協力してくれた、ツインリンクもてぎでは、JP250クラスがある、「もてぎロードレース選手権」を年間7戦(第1戦は3月19日でした)、全日本選手権(5月28〜29日、第3戦もてぎ大会)、その他に4ストローク 125cc~150cc 単気筒マシンで争う、毎年恒例の「MFJレディースロードレース」を2016年も開催するなど盛りだくさん。

 JP250への参加者が増え盛り上がることによって、普段乗っている250ccマシンでサーキット走行に興味を持つ人も増えるのではないか。そして将来的にはそのレースを経た、世界で通用する日本人ライダーが誕生するかもしれない。

 それが市販車のさらなる発展にもつながっていく。これから250ccはもっと面白くなりそうだ。


全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 in 筑波で行われる“MFJ CUP JP250”(4月9日予選・決勝)には、青木治親選手がエントリー(写真右、マシンはドッグファイトレーシング・ヤマハYZF-R25)。青木治親選手と言えば、ロードレース世界選手権125ccクラスで2度もチャンピオンとなり(1995年、1996年)、現在はオートレーサーとして活躍中のライダー。今年は1戦のみのエントリーだが、今後もオートレース、ロードレースの垣根を越えて活躍していただきたい。写真左は、GP3クラスに参戦している岡崎静夏選手。

2016年4月4日 

■ヤマハ製品、世界各地で5年連続デザイン賞を受賞



「Saluto」(2015 年インド向けモデル) 「Fascino」(2015 年インド向けモデル)

 インド商務産業省の関係機関である「インドデザインカウンシル」は、公益財団法人日本デザイン振興会との連携協定により、日本の“グッドデザイン賞(G マーク)”に準じたデザイン賞「インディアデザインマーク(I Mark)」を創設。2012 年の第1 回目より公募・審査を行なっている。

 同賞をヤマハ発動機のインド子会社(India Yamaha Motor Private Limited)が生産・販売する「Saluto (サルート)」と「Fascino(ファッシーノ)」が受賞。ヤマハ製品として5年連続となる。

 ファミリー向けモデルとして開発したモーターサイクル「Saluto」は、普段から家族を乗せることが多いインドのユーザーのために快適性にこだわったセッティングとし、デザインは樹脂製タンクカバーなどによる躍動的スタイルが特徴。

 造形だけでなく発色の良いカラーリング、クロームメッキ塗装部品による高級感あるデザインが好評を得ているという、インド初のファッションスクーター「Fascino」は、ファッションやトレンドに敏感な若者向けに開発。居住性や収納力といった実用機能に加え、高燃焼効率エンジンによるトップクラスの燃費性能や扱い易さに貢献する軽量ボディなどをもつ。


「YZF-R1」(2015 年海外向けモデル)

 一方、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーン・デザインセンター)」主催による世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award」では、「YZF-R1」がプロダクトデザイン部門で受賞。こちらでも、ヤマハ製品として同賞の受賞は5年連続となった。また、「YZF-R1」は「グッドデザイン賞 2015」「iFDesign Award 2016」に続き、3 つ目のデザイン賞受賞となる。

 スーパースポーツモデル「YZF-R1」はMotoGP マシン「YZR-M1」の技術思想を体感できるサーキット最速のポテンシャルを備えるモデルとして開発。デザインは「YZR-M1」のイメージを投影するとともに “Speed Racer”をコンセプトにイノベーションを図り、新たなR-DNA を構築している。

ヤマハ発動機 デザインアワードサイト
http://global.yamaha-motor.com/jp/yamahastyle/design/awards/

2016年4月1日 

■“旅のドラマ”を演出し“快適空間”を目指す、 関越道・上里SAが“ドラマチックエリア”へ

「関越自動車道 ドラマチックエリア上里(上り線)」の外観イメージ

 NEXCO東日本は4月27日(水)午前10時、関越自動車道・上里サービスエリア(上り線)を「ドラマチックエリア上里(上り線)」としてグランドオープンする。

 「ドラマチックエリア」とは、地域の中核となるエリアにおいて地域性の充実にこだわり、その地域ならではの“旅のドラマ”が感じられる演出がなされたNEXCO東日本のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)のこと。現在、長野道の姨捨PA(上り線)、館山道の市原SA(上下線)、東北道の那須高原SA(上下線)と菅生PA(上下線)、上信越道の横川SA(上下線)、常磐道の友部SA(上下線)、関越道の赤城高原SA(下り線)、磐越道の磐梯山SA(下り線)で展開中だ。

「関越自動車道 ドラマチックエリア上里(上り線)」の店舗のイメージ

 「ドラマチックエリア上里(上り線)」は関越道、上信越道、北関東道の3路線に控える、群馬(上州)、長野(信州)、新潟(越州)の三つの州と埼玉の素材を活かしたメニューや特産品を上里SAならではの組合せで提供。楽しい“旅の想い出”を振り返りながら、日常に戻る前に“旅の余韻”を楽しむことができる品やメニューを取り揃える。

 また“快適空間”を目指している点も特徴。駐車場は使いやすさと安全に配慮し、歩道間の段差を解消するバリアフリー化を施すとともに、暑さ対策のため歩道には「保水性ブロック」、車道には「遮熱性舗装」を施工。トイレ内もバリアフリー化によって床の段差を解消し、お湯が出る洗面、女性トイレへのパウダーコーナーの設置など、設備の充実を図り、訪れた人が使いやすくなるよう改善されている。

ドラマチックエリア 
http://www.driveplaza.com/special/dramatic/