2017年11月16日
■トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン「大型二輪免許取得 サポート キャンペーン」
新型ストリートトリプル・シリーズ、ボンネビルボバー、ストリートスクランブラーなど、今年もニューモデルや様々な話題を日本市場に提供してくれたトライアンフ モーターサイクルズ ジャパンがキャンペーンを実施中。
2017年12月31日(日)までの期間にトライアンフの新車を成約・登録した、2017年7月1日以降に大型二輪MT免許を取得または2018年1月31日までに取得予定の人を対象に、大型二輪免許取得費用相当分として8万円(税別)を車両購入時にサポート。
2017年11月16日
■東京モーターショー2017、女性と若者の来場者が顕著に増加
10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間、東京ビッグサイトで開催された「第45回東京モーターショー2017」。会期中の総来場者数は、一般公開日直後の週末に台風22号の影響を受けたこともあり、前回(2015年:812,500人)比94.9%の771,200人だった。会期後半は好天に恵まれたことで、11月2日(木)には、東京ビッグサイト開催となった第42回ショー(2011年)以降における平日の一日当たり入場者数が過去最高を記録したという。
主催者の調べによると「来場者の男女比は、男性:75.9%(82.3%)・女性:24.1%(17.7%)、年齢構成では15~19歳:7.1%(4.2%)・20代:20.6%(18.0%)・30代:23.6%(20.0%)という結果となり、4人に一人が女性、15歳~39歳までの来場者が51.3%(42.2%)と半数を占め、女性来場者と若者の来場者が顕著に増加したショー」となったという。※( )内は前回数値
今回のショーは「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに、全ての国内メーカー14社15ブランド及び海外メーカー13社19ブランドを含む153社・団体が出展。ワールドプレミア・ジャパンプレミアを含む380台が展示された。
2017年11月15日
■新機能を追加しつつ軽量・コンパクト、低価格化を実現
路上での実施が困難な二輪車の危険予測トレーニングを仮想空間で行える安全運転教育機器として開発されたホンダの安全運転教育用「Hondaライディングシミュレーター」がフルモデルチェンジ。11月29日より発売される。価格は861,840円 (税込)。
主に自動車教習所向けとして二輪免許の取得やライダーの再教育用として活用されているライディングシミュレーターは、ホンダが長年培った安全運転のノウハウを投入。1996年より発売され、今回のモデルで3代目となる。これまで国内外で約700台を販売してきたという。
特徴は、走行中にどの地点で危険を感じ 取ったかを記録して走行再生時に表示する「危険予測表示機能」など、危険予測の学習ができる ソフトを充実させ、より機能を高めたこと。 より多くの教習所で活用できるよう、車体に傾斜機能をもたせないことで、軽量・コンパクト化、低価格化も実現した。
オートマチックトランスミッション車とマニュアルトランスミッション車、 さらに普通二輪車、大型二輪車のいずれの教習にも対応している。
2017年11月10日
■ホンダ、バングラデシュに二輪車工場を新たに建設
鍬入れ式の様子。(左から)下川一郎 二輪事業本部熊本製作所長、青山真二 執行役員 アジア・大洋州本部長、泉裕泰 駐バングラデシュ日本国大使、アミール・ホセイン・アムー 工業大臣、パバン・チョードリ バングラデシュ経済特区庁(BEZA) 長官、石井祐一朗 BHL社長。 |
二輪車産業の活性化に向けて現地調達促進を図る一方、現地生産・部品調達を拡大させる企業に対する輸入部品関税の引き下げを今年実施したバングラデシュは、二輪車の販売価格が下がる傾向にあり、市場は急激に拡大 しているという。
そんな同国でホンダの二輪車生産・販売合弁会社であるバングラデシュホンダ(BHL)は、さらなる生産・販売台数拡大を目的に、新工場の建設を決定、11月5日にムンシゴンジ県において鍬入れ式を実施した。
BHLは2013年よりバングラデシュで二輪車組立を開始。ムンシゴンジ県アブドルモネム経済特区に広さ10万㎡の土地を購入、建設される新工場は2018年後半に完成車組立能力10万台の規模で稼動を開始し、その後は順次生産能力を拡大。2021年までに20万台にする予定 だという。尚、工場建設、土地購入などの投資額は約23億タカ(約32億円)、稼働開始時の同工場の従業員数は約340名を予定。
ホンダは、現地での生産活動を強化することで二輪車産業の発展に協力し、質が高く求めやすい魅力的な商品を提供することで社会に貢献していくという。
本田技研工業株式会社 青山真二 執行役員 アジア・大洋州本部長のコメント
「多くの人口をもち、安定して成長する経済に支えられたバングラデシュの二輪車市場は、今後も大きく拡大する可能性をもつ有望な市場です。バングラデシュ政府の現地調達拡大施策にあわせ、Honda二輪車の現地生産を拡大し、産業全体の活性化に貢献していくとともに、お客様のニーズに応えるため、お求めやすい多様な商品を提供してまいります」
石井祐一朗 BHL社長のコメント
「二輪車市場は急拡大をしており、パーソナルな交通手段を提供することの重要性を実感しています。今後、市場の成長スピードに合わせて生産体制を強化していく一方、国内の販売網も強化し、より多くのお客様に、Hondaの商品を提供できる環境を整備してまいります」
バングラデシュホンダ(Bangladesh Honda Private Ltd.)概要
設立:2012年12月
本社所在地:バングラデシュ ガジプール
資本金:6億1000万タカ
出資比率:本田技研工業株式会社 70%/Bangladesh Steel and Engineering Corp. 30%
代表者:社長 石井 祐一朗
事業内容:二輪車および部品の輸入・製造・販売
生産能力:既存工場(ガジプール)8万台/年
新工場(ムンシゴンジ県 アブドルモネム経済特区)10万台/年(立ち上がり時)
生産機種:CD80、Dream Neo110、LIVO110、CB Shine125、CB Trigger150
従業員数:約190名(2017年11月時点)
2017年11月9日
■ホンダ・スーパーカブ110MD他の改善対策(平成29年11月9日届出)
対象車両は型式2BJ-JA43(通称名:スーパーカブ110 MD)の車台番号JA43-1000017~JA43-1006874(製作期間:平成 29 年 8 月 30 日~平成 29 年 10 月 24 日)の4,555台(郵政専用車両)、型式2BJ-JA44(通称名:スーパーカブ110)の車台番号JA44-1000019~JA44-1000323(製作期間:平成 29 年 10 月 13 日~平成 29 年 10 月 30 日)の228台、型式2BJ-JA42(通称名:スーパーカブ110 プロ)の車台番号JA42-1000011~JA42-1000114(製作期間:平成 29 年 8 月 30 日~平成 29 年 10 月 18 日)の64台、計3型式、計3車種、計4,847 台。
不具合の部位(部品名)は「原動機(エアクリーナボックス)」。
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因は「エアクリーナボックスにおいて、ブローバイガス通路の成型設備が不適切なため、ブローバイガス通路に樹脂の膜が残り、貫通していないものがある。そのため、エンジン回転を上げると、燃焼室から漏れたブローバイガスにより、クランクケースの内圧が上昇し、ヘッドカバーガスケットが一部外れ、エンジンオイルが漏れるおそれがある」というもの。
改善対策の内容は「全車両、ブローバイガス通路の貫通状態を点検し、貫通していない場合は、良品のエアクリーナボックスに交換する」という。
改善箇所説明図はコチラ
問:本田技研工業 お客様相談センター
TEL:0120-086819
2017年11月9日
■KYMCOがEICMAで「Cシリーズコンセプト」と「XCITING S 400」を発表
KYMCOは、EICMA2017(ミラノショー)で、「Cシリーズコンセプト」の二輪モデル「V2」と三輪モデル「V3」、2タイプのコンセプトモデルと、最新のマキシスクーター「XCITING S 400」を発表した。
Cシリーズコンセプトは、究極の快適さと、長距離ツーリングの実用性を求めるライダーに、軽いアドベンチャー機能と発見の楽しさも提供することを目標に開発されたモデルで、CV2が二輪、CV3が三輪車を表し、キャラクター、個性が異なるという。
KYMCO初の3輪スクーターであるCV3は、ユニークなフロント2輪メカニズムを持ち、どんな状況下でも卓越した安定性と信頼性を提供できるように設計されているという。CV3のフロントサスペンションには電子ロックも装備されており、ボタンを押すだけで、確実に自立させることが可能だ。卓越した安定性と快適性を兼ね備えたCV3は、運転の自由と快適さを享受しながら、都市交通におけるスクーターの敏捷性も体験したい人に最適、としている。
CV3 concept。 | CV2 concept。 |
「KYMCO’s New XCITIONG S 400 Putshines All the City Glitter at 2017 EICMA」
KYMCOがEICMAで公開したもう一つのモデルは、KYMCOの最新のマキシスクーター「XCITING S 400」だ。このXCITING S 400は、機敏なハンドリング、クラス最高レベルの出力、滑らかで静かなパワーデリバリーなどで高い評価を得ているXCITING 400の後継機種で、あらゆる面でXCITING 400の性能を上回っている。
長年にわたるKYMCOの“Win My Heart”の精神に基づき綿密に設計され、スポーツツーリング性能を追求するライダーの厳しい要求に応ええる次世代のマキシスクーターとされている。スクーターとして業界初となるECE認定のDRL(デイタイムランニングライト)を搭載し、視界を大幅に向上させているのも特徴だ。
エンジンは、クラス最高の出力26.5kWと、最大トルク37.7Nmを生み出し、都市交通のための応答性に優れた加速だけでなく、高速域からの即座の強力なスプリントも保証してくれる。
XCITING S 400。 |
●キムコジャパン http://www.kymcojp.com/
2017年11月8日
■ANZEN漫才らも“断念バイカー”を応援
バイクに憧れ、乗りたいとは思うものの、何らかの理由でバイクに乗ることをあきらめている人たちのことをヤマハは“断念バイカー”と呼ぶ。そんな人たちの一助として、昨年に続きトークイベント「救え! 断念バイカー」が開催された。イベントにはWEB動画「みやぞんからのプレゼントは“安定感”」でお馴染み、ANZEN漫才(みやぞん/あらぽん)とモデルのemmaが登場。
ヤマハは若者(18~29歳)に対し意識調査したところによると、何と約半数が断念バイカーだとか。二輪免許をもつあらぽんは引っ越し先にバイク駐輪場が無かったことでバイクに乗ることを一時断念。子どもの頃からバイクに乗ることに憧れているというemmaは「運転が難しそう」などの理由で免許取得を躊躇、二人とも断念バイカーである。
emmaが語るもうひとつの理由「バイクは転ぶのが怖い!!」は、断念バイカーがバイクをあきらめている理由の第1位だとか。ヤマハはそんな人に向け、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーを採用したことで安定感ある走りを生む三輪バイクをきっかけとして救済を考えているようだ。
会場ではトリシティ125/155に加え、2018年から市販を予定している LMWの第3弾・NIKENを披露。断念バイカーのみならず、リアル・バイカーにも興味を抱かせる未知なるバイク・ライフの拡がりに期待である。
若者の2人に1人はバイクに対し憧れをもっている。二輪免許取得を断念する3つの理由は①転倒が怖い②バイクの購入費が高い・かかる③運転が難しそう。 |
16歳からバイクに乗っているというあらぽん。動画では白いが、実際は好みによってマットブラックのトリシティ155に乗っている。 | ライダースでキメたemmaは北海道出身。富良野~美瑛間にある“ジェットコースターの道”をバイクで走りたいと語る。 | 断念バイカーに応援歌も披露したみやぞんは二輪免許を持っていないが、今回のイベントをきっかけに免許取得を宣言! |
こちらの動画が見られない方、大きな画面で見たい方はYOU TUBEのWEBサイトで直接ご覧下さい。https://youtu.be/L8XHkiukS1I |
2017年11月8日
■ホンダがEICMAミラノショーでコンセプトモデル「CB4 Interceptor」を公開
ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、HondaがEICMA2017(ミラノショー)に、コンセプトモデルCB4 Interceptorを出展すると発表した。
この「CB4 Interceptor」は、“ネオ・スポーツ・カフェ”をデザインテーマに、EICMA2015に出展した「CB4 CONCEPT」の進化モデルで、スタイリングは、カラーをブラックで統一し、エレガンスさとスポーティーさを演出しながら、流れるようなラインで構成している。フロントに装備したファンによって、フューエルタンク上のタッチスクリーンに電気を供給。このタッチスクリーンはネットワークに常時接続されており、マップによるナビゲーション、緊急時の通話、デバイスの接続などの機能を提供するという。
CB4 Interceptor。 |
●Hondaお客様相談センター:0120-086819(オーハローバイク)
http://www.honda.co.jp/motor/
2017年11月8日
■スズキがEICMAミラノショーにSV650Xを市販予定モデルとして出展
スズキは、EICMA(ミラノショー)に、海外市場向けの2018年モデルとして新型「SV650X」を“市販予定モデル”として出品した。
新型「SV650X」は、先の東京モーターショーで発表した参考出品車「SV650X」の市販予定モデルとされるもので、スムーズな出力特性や高い操縦性を特長とする、645cm3、V型2気筒(Vツイン)エンジンを搭載したスリムで軽量なロードスポーツバイク「SV650」をベースに、ヘッドライトカウルやセパレートハンドルなどでカフェレーサースタイルのスポーツカスタムとし、個性的な外観に仕上げている。
ヘッドライトカウル左右にはアクセントとしてスリットを入れ、燃料タンクには「SUZUKI」の文字を入れたデザインとした。また、セパレートハンドルを装備することでスポーティーなライディングポジションを実現し、シート座面を立体感のある仕上がりにしたタックロールシートに、前傾姿勢でも疲れにくいソフトなクッションを採用している。さらに、ヘッドライトの下にはオプションでフォグランプを装着可能としている。
ちなみに市販は、2018年初頭から、欧州を中心に販売する計画だ。
●新型「SV650X」主要諸元
全長×全幅×全高:2,140×730mm×1,090mm、ホイールベース:1,445mm、装備重量:198kg、エンジン型式:645cm3水冷4ストローク90度V型2気筒
SV650X。 | SV650X。オプションのフォグランプを装備。 |
2017年11月7日
■HONDAがEICMAで「CB1000R」、「CB300R」、「CB125R」、「CRF1000L Africa Twin Adventure Sports」を世界初公開
ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、Hondaがイタリア・ミラノで開催されるEICMA2017(ミラノショー、一般公開11月9日から)にヨーロッパ向け2018年モデルの二輪車ラインアップとコンセプトモデルを出展すると発表した。
世界初公開となるのは、CB1000R、CB300R、CB125R、CRF1000L Africa Twin Adventure Sportsの4モデルで、その他、ゴールドウイング、X-ADV、NC750X、NC750S、INTEGRAのニューモデル、そしてスーパーカブC125、モンキー125と東京モーターショーで世界初公開したモデルも出展する。
CB1000R。 | CB1000R。Neo Sports Cafe Conceptのデザインイメージをほぼ踏襲。 |
■CB1000R
フルモデルチェンジのCB1000Rは、開発の狙いを「魅せる、昂る、大人のためのEMOTIONAL SPORTS ROADSTER」とし、その実現のために、マスの集中化と軽量化を図った車体パッケージングに加え、さらに力強い出力特性を発揮する直列4気筒DOHC4バルブ1000ccエンジンと、スロットル・バイ・ワイヤシステムの搭載などを行い、エキサイティングでありながら操りやすさも追求しているという。スタイリングは「ネオ・スポーツ・カフェ」をデザインテーマにし、経験を積んだ大人の趣味にふさわしい、高品位な機能部品で構成された外観を実現したとしている。
CB300R。 | CB300R。日本市場へは250で登場。 |
CB125R。 | CB125R。久々のフルスケール125スポーツ。 |
■CB300R、CB125R
“新世代CB”として誕生した両モデルは、ビギナーから経験豊かなライダーまで幅広い層を想定して開発れたモデルだ。マスの集中化を図ることで、軽快で上質な操縦フィールを目指している。スタイリングは、両モデルともにCB1000Rのイメージを踏襲。コンパクトかつダイナミックなプロポーションやメカニカルな機能美など、所有感を高めている。
CRF1000L Africa Twin Adventure Sports。 | CRF1000L Africa Twin Adventure Sports。スロットル・バイ・ワイヤシステムを導入。 |
■CRF1000L Africa Twin Adventure Sports
CRF1000L Africa Twinに新たに設定したAdventure Sportsモデルは、「もっと遠くへ行きたい」、「もっとタフに過酷な挑戦をしたい」というさらなるアドベンチャーマインドをかき立てるモデルとして開発。また、1988年に初代Africa Twinがヨーロッパに登場してから30年を象徴する記念モデルです。24L容量の大型フューエルタンクと大型のウインドスクリーン、ロングストロークのサスペンションなどの採用に加え、スロットル・バイ・ワイヤシステムも新たに装備している。
この他、新開発の水平対向6気筒エンジンをコンパクト化を図ったボディに搭載するニューゴールドウイング、新たにセレクタブルトルクコントロールなどを採用したX-ADV、海外市場での「A2免許」ライダーに対応すべく出力35kWモデルを追加したNC750X、NC750S、INTEGRAなどのニューモデル群をラインナップ。これらのうちCB1000R、CB300R(国内へは250で導入)、CB125R、CRF1000L Africa Twin Adventure Sportsの各モデルは日本での販売が計画されている。
●Hondaお客様相談センター:0120-086819(オーハローバイク)
http://www.honda.co.jp/motor/